個ロード
落車DNF
こんな終わり方だけはしたくなかった。
序盤から悪くない動きでレースを進めていたのに、普通起きないような状況で落車起きてその真後ろで走っていて避けれる訳もなく衝突
相手に言いたいことは山程あったが、原因の張本人なのか分からないし申し訳なさそうに謝られ仕方ないとしか言えなかった。
今年が学連最後の年で、もちろん最後の個人ロードだった。
落車の瞬間は全身の痛みで全く動けないと同時にこんな事で最後の個人ロードが終わってしまったことへの悔しさが滲み溢れた。
ずっと同じ所で走ったライバルが怪我の手当をされながら眺めてる自分の前を何度も通り過ぎ、最後は完走しやり切れない気持ちが残る。
落車後は大会への意欲が無くなるって最近聞いて理解出来なかったけど、少し分かった気がする。
2週間後の全日本
落車の瞬間、競技に対して全てが終わったと感じた。
学生生活の夢だったU23全日本選手権出場も万全な状態で走るのはまず無理だろう。
最初で最後のU23なのに。
だけど逆に、出来る事だけやったら諦めようと、少し落車を言い訳にしてる自分が居て、それが今の気持ちの整理において一番纏まってて落ち着けるけど、後々にこれをどう振り返るか怖くもなってる。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?