漫画喫茶という空間が、たまらなく好きなんだ。
漫画一家で育った僕は、小さいころから漫画を読むことが多かった。今でも実家には3000冊以上の漫画が置いてあり、部屋の片づけや模様替えにはいつも一苦労だ。ここまで集めてしまうとコレクターの血が騒ぎ、どんなに古い漫画でも捨てることができなくなる。月日が経つにつれて、漫画も増える一方だった。
しかし、いつしか漫画喫茶に行くようになり、そこで作品を読み終えることで、買わなくても満足する環境になってきた。今では読んでみて感銘を受けた漫画、これはもっておきたいなと思う漫画だけ買うように