20歳の頃の自分を振り返り、今の自分に酔う話。
20歳の頃、某回転寿司チェーン店で僕は働いていた。チェーン店だけあって、アルバイトで80人くらいが在籍しており、同い歳だけでも10人はいた。
仲良くなった10人は、バイト終わりの深夜、一人暮らしの僕の家に集まるのが日課になっていた。バイト先から1番近かったのだ。
酒を飲んだり、ゲームをしたり、深夜2時に隣の部屋のカップルがおっぱじめているところを聞くために、男数人で壁に耳をこれでもかと当てつけて、静かにと無言で人差し指を口の前に立て合い、揃いも揃ってニヤニヤしたりしていた