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どの道を進むか #11

王道を歩む

何事にも王道がありますが、
王道を進むべきか、
脇道を進むべきか。

振り返ってみると、
時代が安定した中では、
王道を進むことを良しとして、
王道を歩むことで生きて
来れたように思いますが、
価値観が大きく変わり、
環境の変化も激しい中
で、
もはや、王道といえる公道が
なくなってしまったのかも
しれません。

これが王道ですよと言って
くれる人もいません。
これが基本の進み方ですよ
というくらいでしょうか。

脇道にそれると言いますが、
これは、王道を本線として
戻るべき道という意味合いで、
脇道は、道であって道でない
ということだと思います。

我が道を行く

では、王道なき道をどう進ん
だらいいのかと考えてみると、
人生の進むべき道に王道も
脇道もなく、
結局は「我が道を行く」という
ことに尽きるのでしょう。

一人では生きてはいけないので、
我が道といっても、誰かと一緒
に歩んで行くことにはなるん
でしょうが、あくまでも、
一人ひとりが我が道として
責任をもって歩んで行く
ことが
大切になります。

他の道を進んで行く人たち
から見たら、我が道は、
変だったり、おかしかったり
するかもしれませんが、
きっと、そんなのはお互い様で、
自分の道がいいんです。

自分を振り返ってみても、
なるようになるさと、
ファジーな生き方をして
きましたが、それが、
自分らしい道だったなと
思います。

我が道こそ王道

最後は、誰も自分の人生の責任
を取ってくれません。
親であっても、先生であっても、
うまくいったらよかったね、
悪くなったら残念だね
でしかありません。
そこにお説教がつてくる
くらいです。

でも、何より大事なのは、
自分で選んで、
やるだけやったから後悔はない
やというのが一番です。

私事で言えば、在家から
僧侶になって、道場を建てて、
細々と布教活動をしてきましたが、
門徒(檀家)さんは少ししかいません。
でも、好きでやってることなんで、
これでOKです。

自分が納得できれば、それが何より
だなと思います。周りからは、色々
と心配していただきましたが、
我が道は変わらずで来ました。

これからも、我が道を進んで行く
気持ちに寸分の迷いもありません。
というか、我が道こそ王道だ
という思い込みで、進んで行く
つもりです。
まあ、いい脇道があれば、
そちらへ行くかもわかりませんが。
(和尚の独り言)

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