和尚のつぶやき #406(学び続ける)
私たちは子どもの頃から
学ぶことを当たり前のこととして
学校教育を受けてきました
進学のため受験のためと
勉強してきました
社会に出ても
仕事に必要なことは
先輩や上司に教えてもらいながら
たくさんの事を身に付けてきました
どれも必要不可欠なことだと
自分を説得しながら
勉強してきたと思います
まさに自分に強いて
学んできたのです
恵まれた環境の中で
当たり前に学校が整備され
半ば強制的に学んできました
学ぶことに楽しさや喜びを
感じる機会は少なかったのでは
ないかと思います
ご馳走を一杯並べられても
満腹では食欲がわきません
学びも同じようなことになります
教育の機会拡充はいいことですが
義務教育以上は
本人の意欲がなくては
強制でしかありません
親の考えを押し付けるのは
愛情と言うよりも
過干渉でしかありません
自分の将来をしっかり考えて
進路を決めることが大切です
社会人になっても
自ら学び
学びを継続していくためには
生涯を通して
学ぶことの楽しさと喜びを
持つことが何より大切です
それはきっと
生きる力になると思います