昨年のじぶんたちと戦う必要は、本当にあるのか?

店長の主な仕事は、3つあると言われています。

売上最大化、人材育成、コストコントロール

今回は、売上最大化に関する話です。

会社やお店の業績を見られる項目に、昨対比というのがあります。昨対比とは、昨年の主に同月に対しての売上高の比較を言います。

今月の売り上げ ÷ 前年の同月の売上 = 昨対比

この数字との戦いで、店長のマネジメント手腕、店舗の評価がされ、賞与が決まったりします。ぼくは、この評価に対して、ずっと違和感を持ってました。

これを目標にすると、『売上を最大の目的』にしてしまう。そうすると、数字ばかりを追ってしまい、目の前のお客さまを''ひとりのお客さま"ではなく、"大勢のお客さま"にしてしまうことにつながりやすくなります。

ただ、"売る"こと自体が悪いとはもちろん思っていません。ただ、食事を楽しんだ結果、満足の証として売れる。そうするためには、どんなサービスができるのかをいつも考えて、お店に立っています。

だから、昨対比のことを言われても正直あんまり関係ないんです。お客さまが満足してくれるためにできることは、全部やる。そして、気持ちよくお金を払ってもらう。そして、そのお客さまと長く付き合いが続いていく。

昨対に届かせることよりも、長くお客さまとお付き合いを続けていくこと。また来たい!と満足してもらえるサービスをすることを評価したい。そんな仕組みを作りたいと思いながら、日々運営をしています。

今日も、最後まで読んでいただきありがとうございます!

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