STORY 5

わたしは 彼女のことを知らなかった
彼女も わたしを知らなかった
だけど
逢いたいという意思表示である エントリーを受け
彼女と逢うことになった

ライトを点ける時間になり
雨も降ってきた
しやすい か しづらい かと言えば 運転はしづらくなる一方で
まったく知らない土地(いや 地名は知ってるけど(笑)
しかも そこはかなりの大都市・・・

普段 1車線しかない田舎道ばかり走っているわたしとしましては
何車線もあることが 既に恐怖 で
ビビりながらナビに従って目的地へとクルマを走らせる

待ち合わせは駐車場があるファミレス

向かう先がご自宅ではないようだったのと
土地勘もなく 運転しながらググったりも出来ないので
駐車場のあるファミレスを調べてもらって そこで落ち合うことにした
しかし ナビにはその店が入ってなくて
電話番号を頼りに調べることに・・・

どうにか現地に到着する

彼女とおぼしき女性が 店に入らずに駐車場で待ってくれている

「あ の ひと っぽいな」

こういうとき かーくんを公開しておいて本当によかったと感じる
しかも
かなり目立つので見つけてもらいやすい
クルマを降り 挨拶をする

やはり 彼女だった

わたしと逢えることを とても楽しみにしてくれていた という

ありがたい気持ちと
不思議に感じる気持ちが入り交じった

そして その感覚にすごく興味を持った

なんで 逢いたいと思ったんだろう・・・


ふたりしてドリンクバーに行き
好みの飲み物を選んで席に戻った

彼女は 文章を書くひとらしい
しかも 主に キャッチコピーを書いているという
キャッチコピー という言葉は
今でこそ 誰にでも通じる言葉になったけれど
その昔は 広告関係の業界用語でしかなかった
みんなが それぞれ個人で仕事をするひとが増えたことによって
キャッチコピーを依頼する&される ということが普通に行われているのだなぁ と
あらためて感じた

しかし キャッチコピーだけではあまり収入にならないので
他のカテゴリの「物書き仕事」もせざるを得ないのだと言う

もう 

鉄板ネタが 目の前に落っこちてる!!!

くらいの気持ちで
彼女の話を聞いていた(笑)

なんたって キャッチコピーの仕事の話をしている時と
他の文章についての仕事の話をしている時と
エネルギーが まるっきり違う!

キャッチコピーの話をしている時の彼女は

目が キラッキラしてる

かわいい度数が 5割増しくらいになってる

わたしにしてみれば ヨダレが出そうな分野の話である

「お金のための文章の仕事を一切やめて キャッチコピーの仕事だけする っていうのは
出来ないっすか?」

「怖いです」
彼女は言った

そうだよね 怖いよね
でもね 怖いってことを片っ端からやってみて 初めて
怖くない っていうことが解るんですよ
・・・とかなんとか語り始めちゃってる自分(笑)
っていうか
これから 何かしらの方向性を導こうとかし始めちゃってる自分

これは コンサルか!!!
コンサルなら金もらうぞ!w

自分にツッコミを入れる

ダメだ・・・
彼女に理解出来るように順序立てて話しをするには 今回のツアーは時間が足りなすぎる

いや
頼まれてない!(笑)

そんな中
まだ あの件がぐるぐる回っている
【なぜ わたしに逢いたいと思ったか】 という素朴な
それでいて つまらなすぎる愚問
なのに
どうしても訊きたくて 訊いてしまった

「なんで わたしと逢いたいと思ったんですか?」
すると

彼女の憧れているひとが このツアーをシェアしていたのがキッカケであり
最終的には自分の直感で逢いたいという気持ちで
エントリーしました と 返って来た

あーーーーーーーーーーーあ(;´Д`)

JKが彼氏にする質問じゃあるまいし
「どうしてわたしのこと好きになったのー?」的な不毛な愚問をしてしまったことを
後悔しつつ

もしも わたしなら
こういう機会があったとして
自分の憧れのひとがシェアしてて そのひとに興味を持ったとして
実際に逢えるってなった時に
わたしは すごーーく 打算的で意地汚い人間なんで
自分が何か得たいと思うものを きっちりもらって帰ろうと

する と思うんですよね
んで

○○さん(彼女のお名前)は そうじゃないかも知れないんだけど

次の場所に行く時間なので
わたしが ○○さんに提供出来ることがもしあるとすれば
コレ かな というものを
お渡しして帰ります

って ことで
ひと言 置いて その店を出たわけだが・・・

見当違いの クソバイスだったかも知れないし
そもそも
そんなのなくてもよかったのかも知れないし

まぁ 今となっては 正解探しても仕方ない
いつか なんかの役に立つといいな と 思うばかりでございます

勉強させていただきました


キャッチコピーの話してるときの彼女
めちゃくちゃ輝いてたなぁ
幸せそうで喜びにあふれてて

そして かわいかった です


STORY 5
たかはし あや さん


#ありがとうまみれ全国ツアー2018
このツアー なんかヤバいです(゜o゜;!
関わっておかれることをオススメします
以下 ふたつの方法にて参加が可能です

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  #ありがとうまみれ全国ツアー2018
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