STORY 1

アクアラインを渡った先は 神奈川県川崎市 だ

川崎市 を思い浮かべて
浮かんでくる逢いたいひとが最低2人居た

そのうちのひとりが 彼女だった
(もうひとりはわたしが行くってなって会社を早退してくれた(笑)
彼女の話はこのあと書く)

わたしは 彼女がエントリーしようがしまいが関係なく
逢いに行くつもりだった
しかも このツアーのいちばん最初に彼女に逢っておきたかった
出逢ってから今年で7年
SOB第1期
お互いが お互いの家族全員と面識があり
母のような
姉のような
親友のような
そんな彼女に 最初のSTORYの出演者でいて欲しかった

アクアラインを降りて一般道に出るも
そこは 彼女の住む街からかなり離れた場所だということがわかった
ナビを頼りに彼女の自宅に向かう
彼女が講師を務めるフラの教室が始まる その時間までに
四谷に着いていなければならない
予定の時間までに 余裕で1時間はある計算だったけど
こんなに距離があることは想定外だった
刻一刻と 彼女が電車に乗らなければならない時間が近づいてくる

信号待ちでメッセージを送る

「ひと目だけでも」

彼女は 気持ちを受け取ってくれているようだった
しかし 無情にも時間は過ぎていく
たとえ逢えたとしても
彼女が四谷に向かう電車に乗るまで10数分しか残っていないだろう

「駅まで送ります」
まるで 大好きな女の子のアッシー(死語?w)を喜んで請け負う
クルマ好きの男友達になった気分

駅まで送れば クルマの中で彼女と話が出来る
別れ際に彼女とハグして
「これから 行ってきます 全国まわってきます」と 伝えることが出来る
積もる話はいつかまたすればいい

自宅近くのセブンイレブンの駐車場で待っててくれるという
ほんのちょっと迷ったあと
ようやくセブンイレブンが見えてきた

駐車場の入口に 彼女が立っている
嬉しそうに笑っているのが見える

(あぁ… 逢えた) 沈むように安堵した

クルマを停めて駅にすぐ向かえるように向きを回転させ
運転席から降りて
逢えた喜びを伝えると
満面の笑みで顔をくちゃくちゃにしながら矢継ぎ早にこう言った

「先に説明しちゃうね(*´ω`*)!」

説明? 先に説明? 何のことだろう? 何の説明?
頭の中にハテナがいっぱいになっている中
彼女は 持参した紙袋の中身をひとつひとつ説明し始めた

“無事帰る”を願掛けした 小さな カエルの置物
麻で編んでくれた正式なお守り

いつでも食べられるようにと作ってくれた 小ぶりのおにぎり
いよかん
数種のキャンディ
インスタントチャイ
わらしべ物々交換用の品物

わたしが来るとわかって
こんなにたくさんのものを用意して待っていてくれた
やばい
泣きそうだ
逢えただけでも充分嬉しいのに

ありがたくすべての品物を頂戴して
彼女を駅まで送った

ずっと 彼女がこの旅を見守っていてくれる気がした

10数時間後
ようやく彼女が握ってくれたおにぎりの包みを開けると

ラップに包まれたご飯に上に乗った 練り梅は
♥形に型取られれていた

(●´⌓`●)

それはそれは なんとも言えない 美味しいおにぎり だった



STORY 1
松田依子さん


#ありがとうまみれ全国ツアー2018
このツアー なんかヤバいです(゜o゜;!
関わっておかれることをオススメします
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   #ありがとうまみれ全国ツアー2018
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