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地方自治小景15

Code for Hatsukaichiとして下記の内容の申入書を廿日市市へ提出しました。

廿日市市における男女共同参画施策に関する申入書

  1. 女性デジタル人材の育成施策の実施

  2. 中高生を対象としたSTEM教育機会の普及施策の実施

  3. 行政職員(非正規雇用含む)の働き方改革の実施

はじめに
 この文章は男女共同参画社会基本法第九条に記載される地方公共団体の責務に対して、同法第十条および廿日市市協働によるまちづくり基本条例に基づいて住民の立場から申し入れるものです。
 本市では第7次廿日市市基本構想ならびに基本計画をはじめとして各分野の個別計画の改訂が令和6年度から順次おこなわれる。本市の男女共同参画プランも令和7年度までの計画であり改訂にあわせて必要と思われる事項を以下に申し入れます。

  1. 女性デジタル人材の育成施策の実施

    1. 市の従前の回答に基づき、廿日市市において独自施策の実施を求める。廿日市市DX推進計画におけるパブリックコメントNo18ならびに廿日市市議会令和4年第2回定例会の一般質問への回答があるが、後期実施計画の見直しにともなう施策の実施が見当たらない。新規に策定する男女共同参画プランに必要な施策を盛り込むとともに具体施策の実施を求める。

    2. 県が実施するデジタル人材関連の施策との連携を図るため、広域自治体のみならず他市町との情報共有、施策の調整にあたることを求める。

  2. 女子中高生を対象としたSTEM教育機会の普及施策の実施

    1. 本市が宣言した「こどもが主役のまち」に基づき、アンコンシャスバイアスを払拭するためSTEM分野を学ぶことができる機会を積極的に設けることを市に対して求める。

    2. 県が数年前より実施している施策を含め、県教育委員会をはじめとした関係機関との情報共有、施策の調整にあたることを求める。

  3. 行政職員(非正規雇用含む)の働き方改革の実施

    1. 本市の雇用する職員がライフステージ、ライフスタイルにあわせて自由に働くことができるようリモートワークの環境整備やフレックスタイム制などの制度改正を実施することを求める。

    2. 本市の雇用する職員に占める男女比率の改善、また部署や役職ごとの男女の偏りなど地元の民間企業に対して求める改善と同等以上の施策を庁内で実施することを求める。

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