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【OW2:コラム】初級者向け:マーシーやライフウィーバーは何が弱いのか

 マーシーやウィーバーの弱みなんて書くまでもないんだけど、表面的なことだけじゃなくて根本的なことについても考え、整理してみようというもの。

 私自身がマーシーやウィーバーは使えないし、サポートに関しての造詣も浅いので、間違ってたり不十分だったりする記述も多いと思います。ご了承。

 もちろん初級者向け



◯ヒール性能

 まずは表面的なこと。

 「ヒールしかできない」というのは、少し正確じゃないと思う。
 私自身も「サポートはヒーラじゃないぞ」的なことを書きまくってるけども、ヒールも試合への十分な貢献の一つであることは間違いない。

 なんだけども、問題なのはそのヒール性能さえ大した事ないということだ。

 このゲームのサポートがルシオやゼニヤッタしかいないというのだったら、マーシーやウィーバーも十分選択肢に入ってくると思う。
 が、実際はアナバティストモイラのような十分なヒール量をもったヒーローたちがいる。もちろんそいつらはヒール以外も強い。

 だからヒール性能だけの話でも勝ててない。「ヒールよりも重要なことがある」とかいう次元じゃない。それ以前の問題。

ーーー

 「簡単にヒールできる」かもしれない。確かに、アナのようにエイムが重要だったり、ブリギッテのように状況判断しつつ的確に攻撃してヒールするヒーローたちに比べたら、ヒールするのは簡単かもしれない。

 が、ヒールの簡単さで言ってもモイラキリコなんかがいるし、バティストだってポンポン撃ってやばそうだったらガッツポーズすりゃいい。
 エイムに興味ない私だけど、流石にバティストでベタ足タンクにはヒールできるよ。それぐらいはやろう。いうてもFPSなんだし。

 さらに、モイラやキリコに比べて機動力・生存力も低い(難しい)ため、そういう意味でも実戦的なヒール性能は負ける。
 そいつらは好きなように動いて好きなようにヒールできる。機動性・生存力が高いから。
 しかしマーシーやウィーバーは、上手いプレイヤーじゃないと後ろからヒールするだけになる。遠くに行く味方にはヒールできない。

◯アビリティ

 マーシーのアビリティは強い。
 リザレクトはもちろん強いし、ガーディアン・エンジェル(飛ぶやつ)も十分強い。他のヒーローがガーディアン・エンジェル持ってたらやばいでしょ。マーシーだから許されてる。
 ULTのヴァルキリーも強いと思う。

 ウィーバーは微妙。
 プラットフォームやライフグリップも使いようはあるんだろうけど、CTは長いし別にそれで何か起こるわけじゃない。若返りの風は便利ではある。
 他のサポートの強力なアビリティに比べたら弱いと言って差し支えないだろう。
 ULTの命の樹はまあまあ強いと思う。

 ただこのゲームはヒーローとアビリティはセットなので、アビリティだけを評価することに意味はない。

ーーー
 
 以上が表面的なことなんだけども、「なぜそれが弱いか」をしっかり考えていこうという話で。


◯必要なこと


 例えば、マーシーの効果で「デッキからカードを2枚ドローする」となってても、別に強くない。

 遊戯王だと禁止カードだけども、OWではデッキもカードもないのでそんな効果に意味はない

 あるいは、野球の一塁コーチャーがライフウィーバーだったら強すぎる。
 盗塁して、アウトになりそうだったらライフグリップで引っ張れるんだ。

ランナーがスタートしている!


 野球にはライフグリップが必要かもしれないし、オーバーウォッチにはドロー性能はいらない。
 では、オーバーウォッチでは何が必要なのか?そこが重要。

◇オーバーウォッチの戦い方

 OWというゲームの戦闘において、やることはたくさんある。書いていくとキリがない。

 大きな目的として侵攻/防衛があるけども、その侵攻や防衛をするために、様々なことをしなきゃならない。

 侵攻では、相手を見て、攻撃を防いだり遮蔽を使いつつ前に出て、相手にアビリティを吐かせて、相手のアビリティを妨害して、サイドや高台に展開して、ダメージを与え、ライフが少ない相手を仕留めきり、残党狩りをし、目標を確保・制圧が完了する。
 
 防衛では主にその逆で、相手にそういうことをさせないようにする。あるいは、攻めてきたところにカウンターを仕掛けるかもしれないし、攻められる前に先に仕掛けるかもしれない。
 ボールやトレーサーなんかは高台や裏に隠れているかもしれない。
 
 もちろん上記のそれぞれの事柄に対して、さらに様々なアクションがある。ヒーローやマップによっても多種多様。
 あくまでも一例だけども、OWってのはこういうことをするゲームなはずだ。合ってるよね?

◇それができんの?

 って話。

 上に書いた、OWでやるべきことが、マーシーやウィーバーでできるんですか、って話。

 もちろんサポートロールなんで、自分が直接的にそれらをやるだけでなく、味方をサポートすることで間接的にそれらの遂行に役立つかもしれない。

 で、マーシーやウィーバーはそういうサポートができるんですか、って話。

 マーシーやウィーバーでどうやってアビリティ吐かせるのか。
 あるいは相手のアビリティに対して、例えばアナならスリープで止めたり、キリコは鈴で無効化することができる。それができるのかと。
 
 エリアに関しても、ルシオやキリコは味方と一緒にサイドに展開できるしラッシュ・ダイブもできる。

味方と一緒に横から攻める。
仮にヒールしかしないとしても、この動き自体が強く、例えばキリコはそれができる。

 相手の攻撃・展開を様々なアビリティや、バティスト・ゼニヤッタ・イラリーならフィジカルで止めることができるかもしれない。

相手が攻めてきても対処できる。

 ウィーバーのライフグリップは味方を危険から逃れさせるかもしれないけども、せっかく展開できたエリアを明け渡すことにしかならない場合がほとんどだ。

 マーシーはリザレクトは強いけども、それ以外は特に何かに対する強力なサポートにならない場合が多い。
 ダメージブーストも、暴論だけどマーシーも銃抜いて撃ったほうが強いよ。
 (ダメブは25%アップなので、例えばアッシュの射撃は75から18.75アップする。マーシーのカドゥケウス・ブラスターは1発20ダメージ。発射レートも高いし弾もデカい。)


 攻撃性能の低さは言うまでもない。ゼニヤッタのような火力+不和のオーブ、イラリーのパイロンで自動ヒールしながら火力を出すようなこともできない。
 単純なダメージ量だけでなく、例えばモイラ死にかけの相手を仕留めるのも得意だが、それもない。

ーーー

 これらの「OWの戦い方・それに必要なこと」には、もちろんヒールも含まれる。重要だ。
 しかし上にも書いたように、マーシーやウィーバーはそのヒール性能さえ優れているわけではない

 侵攻する立場ではサイドに展開したり、防衛では隠れてたり前抑えしたりする。
 そういう味方へのヒールはマーシーやウィーバーでは難しい。他に適したヒーローがいる。
 味方にマーシーやウィーバーがいるとき、「ヒールもできねえじゃん」と思うことが多い。

ーーー

 オーバーウォッチが向こうとこっちで撃ち合うゲームだったら、まあマーシーやウィーバーでもいいかもしれない。
 さらに言えば、タンクとダメージが3vs3で戦って、サポートは後ろで何かゴニョゴニョするゲームなんだったら、マーシーやウィーバーでもいい。

急に画像が雑になる。


 そして実際に、そういうゲームだと勘違いしているプレイヤーは、初級者~中級者に多いのではないだろうか
 展開・侵攻ができず「作戦:撃つ」になってしまっている。

 OWがそういうゲームだったら、マーシーやウィーバーでいい。
 しかし、OWはそういうゲームではない。上に書いたような様々なことをして、侵攻・防衛をするゲームだ。
 決して、向こうとこっちで撃ち合うだけのゲームではない。 

雑なイメージ。
最初は向かい合ってるかもしれないけど、いろいろあって乱戦するのがOW


◇できるんなら、問題ない。

 ここまで書いたような「OWに必要なこと」はマーシーやウィーバーでは殆どできない・難しいという話だが、もちろんできるんなら問題ない。

 例えば上に「キリコは味方と一緒にサイド展開すると強い」と書いたが、それがサイドではなく上空になったのが、ファラマーシーエコーマーシーだ。
 ファラの仕様が変わりそういうことはできにくくなったが、そのようなシナジーがあるプレイができるのならば、もちろん活躍の場はある。

 あるいは、上手いマーシーならば前線の乱戦が起こっている場所で飛び回り、的確にヒールやリザレクトをこなす。パライソ第一ヌンバーニ第一で活躍できるだろう。

 参考:Aspen氏
 OW2 wikiのマーシーのページでも紹介されている、野良トッププレイヤーのAspen氏のクリップ。
 マーシーが一人でペイロードを止めている

 「ペイロードを止める」ってのは、OWにおいて非常に重要なこと。
 マーシーやウィーバーで、それができんの?って話。できるならいいよ。

 動画(クリップ)は↓。
 上手いプレイの動画はたくさんあるけど、どんなキレキレのエイムよりも私はこのプレイが一番衝撃を受けたかもしれない。


 ライフウィーバーも、特にチームで戦術として機能させれば有用な状況はあるだろう。
 
 日本の競技シーンであるOWCS JAPANに出場したナメクジブラザーズはライフウィーバーを用いた戦術をとっていたし、外国のチームでも使用された例はある。

ヨーロッパの強豪チームの試合。
PEPSはライフウィーバーを用い、強力なラインハルトラッシュを受け切ることに成功。



 さて、マーシーやウィーバーのことはここまで。ここからが重要

◯ヒーローの問題ではなく。

 「マーシーやライフウィーバーは何が弱いのか」という記事タイトルの問いに対しては、「OWに必要なことを遂行できない・できにくい」というのが私の答えだ。

 したがって、OWに必要なことを遂行できないのであれば、マーシーやライフウィーバーでなくとも活躍できない=弱いというのは当然のことだ。

 ここが重要だヒーローの問題じゃないんだ。
 そのヒーローを使用して、具体的にどんなプレイングをするか、それがOWに必要なことの遂行に繋がっているかが問題となる。

 アナだろうがキリコだろうがルシオだろうが、そしてサポート以外のタンクでもダメージでも、OWに必要なことができないのであれば役に立てていない。

 OWに必要なことってのは、上にも書いた内容をコピペすれば、

 侵攻では、相手を見て、攻撃を防いだり遮蔽を使いつつ前に出て、相手にアビリティを吐かせて、相手のアビリティを妨害して、サイドや高台に展開して、ダメージを与え、ライフが少ない相手を仕留めきり、残党狩りをし、目標を確保・制圧が完了する。』
 
 『防衛では主にその逆で、相手にそういうことをさせないようにする。あるいは、攻めてきたところにカウンターを仕掛けるかもしれないし、攻められる前に先に仕掛けるかもしれない。』

 というようなことだ。もちろん一例で、他にも多種多様。

 マーシーやウィーバー以外でも、こういうことができているだろうか。やろうとしているだろうか

 特に初級者~中級者のプレイヤーでは、中途半端な正面でのポークのような何かになっていないだろうか。なってるよ。


 サポートだけでなく、例えばタンクでも、正面で撃ってればダメージは出るよ。オリーサとかD.vaとかマウガとかで。ただ、それだけでは何も起こらないということは非常に多くある。

 ダメージならば、アッシュ・キャスディのような射撃系二人による「作戦:撃つ」のようなプレイ。
 射撃して相手にダメージを与えることはもちろん重要だが、それだけでは何も起こらないことは非常に多くある。

ーーー

 しばらく前の話だが、シーズン9になり様々な調整が入った。弾が大きくなったり全員のライフが増えたり。

 そのときに、何を参考にしたのかは知らないけども、モイラやルシオが大量発生した。今までは全然使われてなかったのに。

 もちろん上手いプレイヤーが適切に使えるんなら問題ないが、ほとんどのプレイヤーはそうではない。野良でルシオモイラのラッシュ・ダイブができる能力があるならマスターやグラマスになれるだろう。
 しかし現実的には、やってることがマーシーやウィーバーのルシオやモイラだ。

 ヒーローの問題ではなく、やってることが弱いのだ。すなわち、後ろでヒールしてるだけ。
 相手に脅威を与えられず、相手の脅威を抑えることもできない。

ーーー

 そして上にも書いたが、「作戦:撃つ」「正面で前衛が撃ち合って、サポは後ろでゴニョゴニョする」のような戦い方をするんだったら、ウィーバーはともかくマーシーでいい

こういう状況だと顕著。
後ろにいるアナやキリコは後ろでヒールしてるだけ。
アナのスリープ・瓶、キリコの神出鬼没・鈴のどれも有効活用されることはない。
そうなんだったら、隠れてビーム繋いでるマーシーでいい。

 コロッセオの中央ロングだったら仕方ないかもしれないが、他のマップ・状況においても、特にレートの高くない野良のマッチだとこういう状況になっていることは多い。
 そうなるとサポートは正面で戦ってるタンクをヒールするだけなので、それならばマーシーでいい。

 そういう戦い方・使い方にしかならないんだったら、アナやキリコが強力なヒーローだったとしても長所を活かせず、マーシーのほうが有用で勝率も高くなることだろう。

 しかし、もちろんそれだけでは上手くいかないマップ・状況はたくさんあり、試合のレベルが上がれば正面で撃つだけの戦い方は通用しなくなる。

ーーー

・補:他のヒーローの強い戦い方

 マーシーやウィーバーはやってることが弱いという話だけども、逆にやってることが強いヒーローもいる。

 トレーサーが代表例。
 サイドを付く・エリアを広げる・回避アビリティで相手のアビリティを無効化する・瀕死の相手を削り切る・拠点やペイロードに触る/耐えるというような、OWに必要なことを高いレベルでこなすことができる。

 あるいは、最近追加されたベンチャー
 使ってるプレイヤーも味方も相手もまだ慣れてないだろうし、数値の調整もあるんで強い・弱いは置いといて、やってることは非常に有用だと思う。
 機動力や無敵移動アビリティ、相手集団やバックラインに絡みに行ける能力、バーストダメージのキル性能は、「向こうとこっちで撃ち合う」「作戦:撃つ」のような弱い戦い方ではなく、強い働きができる。 

 そして何よりもタンク。最強。何でもできる


◯まとめ

 マーシーやウィーバーは、「ヒールしかできない」と言われることがある。
 間違ってはいないが、もう少し正確に表現するならば、「OWに必要なことやそのサポートができない・難しい」から弱いのだと、私は思う。

 ヒールするだけではOWに必要なことをこなせているとは言い難いし、そのヒールさえ他のサポートヒーローでいい
 
 そしてこれらは、マーシーやウィーバーだから弱いのではない。
 「OWに必要なことを遂行できない」のであれば、どんなヒーロー・どのロールだろうと弱いのだ。
 それは例えば、「ヒールしかしない」であったり、「正面で撃ち合うだけ」のようなプレイング。

 いかにトレーサーやキリコが強くても、正面で撃ってるだけでは何の意味もない。 

 あらゆるプレイングやヒーロー選択の是非は表面的なことだ。
 マーシーが二枚ドローの効果を持っていてもOWでは意味がないように、そのプレイングやヒーロー選択が、OWの交戦において必要なことかどうかという根本的な価値基準から考えて、強いだの弱いだのを評価する必要があるだろう。


後記:OWに必要なことを知る

 本文中にも書いたけども、OWに必要なこと・やるべきことはたくさんある。
 ヒーローの選択やエイムだけでなく、どんなふうに戦うのか、何を目的として状況判断をすればいいのか。
 それらのことがわかっていないのだったら、表面的な部分を知ったり習得しようとしても、あまり意味のないものになってしまう。

 例えば私がOWを始めたばっかりの頃、いや、しばらくプレイしてランクマッチに行くようになってからだと思うけど、マジで何にもわかってなかったので、ヌンバーニのポイントに立って待ってた

ランクマでマジでこうしてた。
高台にいる味方に「集合!」とか言ってた。
「盾の後ろで戦おうよ!」と思ってた。

 OWもFPSもチーム対戦ゲームも何にもわからないから、こういうプレイが正しいかどうかを考えるということもなかった

 こういうプレイヤー(私)は、上手い下手以前にそもそもの根本的な部分の多くが間違っているわけで、そういうプレイヤーはそのままプレイするだけでは上手くなるはずがない

 あるいは、「リグループ」って概念だってチャットで言われたから知ることができた。
 いろんな経験があったりセンスがあったりする人なら自分で考えて正解にたどり着けるかもしれないけども、そうじゃないプレイヤーなら、やはり自分で何かを調べたり、他人に教えてもらわなければ根本の重要な概念を知ることはできない。

 私は今でこそ記事を書いたりしてるけども、昔は上の画像のように何にもわからなかったし、「エリア」「リソース」とかいう概念も、かなり後になってから知ったものだ。

ーーー

 もちろん初心者の人は自分の興味あるように伸び伸びとプレイすればいいし、順調に上達していっている人もそのやり方で問題ないだろう。

 しかし現実として伸び悩んでいるのだったら、それはOWに必要な根本的なことに気づいていない可能性が十分にある。

 別に他の人を貶すつもりはないけども、上手い人によるアドバイスは、そういう部分が欠けていることも少なくないと思う。

 「そのアドバイスはOWってものを理解してる前提だよね」と。
 ヒーローの選択についても、「そのヒーローで何をするべきかがわかっていて、そのヒーローを使いこなせる」という前提で「このヒーローを使えばいい」というアドバイスになってはなかろうか、と。
 そして、それがわかっててヒーローも使いこなせるプレイヤーだったら「こういうときはこのヒーローを出しましょう」なんて言われなくともわかるだろ、と。

 特にルシオとか。「こういうときはルシオを出しましょう」ってアドバイスは、「ルシオを使いこなせるけどそういう場面で出すという発想がないプレイヤー」になら的確なアドバイスになるけども、そんなプレイヤーいるのだろうか。
 (「上手い人ならこういう場面でこんなふうにルシオ使うよ」、という例示の意味があるかもしれないけども、アドバイスにはならないかもしれない。)

昔作ったけど使い所がなかった画像の供養。


 私自身がヘタクソだからよくわかってるんだけども、ほとんどのOWプレイヤーって全然できてないしわかってないよ。
 「ULTの使い方」ってのがあったとしても、上手くないプレイヤーってそもそも「ULTを使ってどうこうしよう」って発想がプレイ中にない
 私も初心者の頃はそうだった。今では我先に使おうとして無駄遣いしてる。

 そしてこれは、アドバイスを受ける・知る側のプレイヤーでもだ。 
 表面的なことももちろん重要なんだけども、自分が伸び悩んでいるのだったらそれには原因があるはずだ。
 「その通りにやっていても上手くいかない」のだったら、別のこと・根本的なことが間違っている可能性は高い。
 
 極端に言えば、リグループができないのであれば、どんなに立ち回りやフィジカルを鍛えようとしても上手くいかない。
 
 この記事で書いたようなことで言えば、「作戦:撃つ」「「作戦:撃つ」の味方の後ろでゴニョゴニョする」というプレイングしかできないのであれば、そこが問題だ
 なのでそこで知るべきことは、「マーシーやウィーバーというヒーローが弱い」ではなく、「そういう戦い方が弱い」ということのはずだ。

 今までの記事でも書いてきたけど、例えば多くの低レートのアナやキリコでレートが上がらないのはエイムのせいじゃない。やってることが間違ってる

ーー
 もちろんプレイヤーによってできること・できないこと、必要なことは異なるので一概には言えない。表面的なことが重要な場合だっていくらでもある。
 
 なんだけども、普通にOWをプレイして楽しむってだけじゃなく、「何かを知ろう・上達しよう」と思って様々な情報を得るならば、自分のプレイングや知識・経験の根本的なこととの差異を確認するようにするといいかもしれない。

 何かのアドバイスが参考になるということは、自分はそれを知らなかった・発想がなかった・できていなかったということだ。
 ならば、なぜ知らなかったのか・発想がなかったのか・できなかったのかを考えると、表面的なその情報による知識だけでなく、今後の成長性へもいい影響があるかもしれない

 そのために多くのプレイヤーは、タンクをやるといい。やろうね!

ーーー

2024/05/02 デ・カイパー志熊


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