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「無料」について。

https://note.com/yamashigo/n/nab40bfbd7bff

どうも、センサールマンの山﨑仕事人(お金くばられおじさんになりたいマン)です。
よろしくお願いします。

今Twitterの極々小さな一部で「仕事を無料で受けるのは良くないよ~」ってな話が湧いています。
別に言ってる側・言われている側どちらを否定するとか肩を持つとかは全くないし、そもそも今回の件に首を突っ込むつもりもなくて、あくまで"無料"ということに関しての僕の気持ちを書いてみます。

「良くない」と言われている方の意見は凄くよく分ります。
中でも「後々値上げしにくくなるので自分が苦しむことになる」という部分。
と言うのも、僕ら自身が昔はよく無料ライブってのをやってて、むしろ僕らが芸人を始めた頃のインディーズライブは無料が当たり前だったんです。
それが普通だと思ってやってたのですが、実際に数年経ってから「有料にしよう」となった時に切り替えるのがなかなか大変でした。
お客さんがどう思うか以前に、こちら側の心情として「お金を取るのはちょっと…」って申し訳なくなっちゃうっていう。
プロが自分の技術を売るのを「申し訳ない」と思ってしまうなんて変な話なんですが実際そうでした。
そういう意味では確かに最初に無料に慣れちゃうのはあまり良くないことだなと実体験として思います。

一方でその無料ライブによって沢山のお客さんが入ってくれたというのも事実としてあります。
沢山の人にネタを見てもらって技術を磨けたし、その中からファンになってくれる人もいてインディーズではない有料ライブのチケットを買ってもらえたりもしました。
もしあれが無料ライブでなければそれほどお客さんは入っていなかったでしょう。
そうしたら、ネタを磨けていなかったかもしれないし、その後のお客さんを捕まえる機会を逃していたかもしれない。
無料には無料なりの意味はあります。

大事なのは意味を持って『無料』を使えてるかどうかだと思うんです。
世の中には試食やら初回無料やらが溢れていて、それは何かと言えばその先に利益を見据えているからでしょう。
無料は「入口」であれば意味があるんです。

もうひとつ大事なのは無料だからと言って手を抜かないこと。
むしろ無料だからこそ全力でやるべきで、そうじゃないと次に繋がりません。
だって試食で食べた物が不味かったら次にお金を出して買わないでしょう。

ちなみに今回の"言われてる側"の方には僕も以前オファーをかけてお願いしたことがあります。
その際に(少ないですが)こちらから勝手に代金を支払わせてもらいました。
やっていただいたお仕事の内容にはめちゃくちゃ満足していて、機会があればまた代金を支払ってお願いしたいなと思っています。

そういうことです。

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