利己的に生きるより利他的に生きる方が楽だし豊か

自分の利益だけを求めて生きることはとても大変なことだとわかりました。適度な欲はやる気を上げますし、能動的になるには良いものです。ただ、その欲だけを求め続けるとまあ大変。人間の欲は際限が無いもので常に上に上に、もっともっと、となっていく。

どれだけ他者から幸せそう、豊かそうに見られていても当の本人がそう思っていないと常に満ち足りない気分で落ち着かないし、場合によっては他者から奪う行為に手を出してしまうことも(それによって命を落としたりや人生を棒に振ることも)

それに比べると利他的に生きてみると割と楽。何故なら自分以外の他者が喜んでいるのが表面的にでも分かれば、自分が満足できるから。

例えばカメラが好き過ぎて高価なカメラをこれでもかってくらい集めても、世界中には手に入れるのが困難なものもあるのでそれを手に入れられない虚無感が集めた満足感を超えてしまう。

しかし、その所有している良いカメラをカメラを始めてみようとした友人に譲ると本心からかどうかは別としておそらくめちゃくちゃ喜んでくれます。その友人が喜んでくれることを楽しむことができる利他的な精神を持っていれば、交友関係が良くなる方が豊かだと感じるのではないか?と考えたのです。
自分の欲は際限が無いのがわかってしまいますが、他人の欲はわかりませんからね。わからないからこそ少し利他的になれば幸せな気分になれます。このケースでいう「カメラをあげた自己満足」が利他的行為による豊かさといえます。

何なら、それがきっかけで一緒に撮影旅行に行ったり、別の気の合う友人ができるかもしれない。何かあった時にカメラをあげた友人が助けてくれるかもしれない。

利他的に生きると「かもしれない」が増えていきます。もし苦しんでいても助けがないかもしれませんが利己的に生きている人よりかは助けてもらえる可能性が高くなりそうです。

そんなわけで実は利己的に生きるよりも利他的に生きた方が楽に幸福度が味わえて、尚且つ豊かな気がした2/1のお昼。

もちろん、最初に書いたように自分の欲もそこそこあって当然なので結局は「バランス(中庸)」なんですよねー。

身を削り過ぎるのもほどほどに。

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