カップ焼きそばあれこれ
ラーメンだけでなく、インスタントやカップ、お店で食べる焼きそばも大好きです。ソース味と野菜が絡んだあの味がたまりません。そして何よりもカップ焼きそばの腹持ちがいい点が特にお金がなかった若い時代にはとても助かりました。
私にとっての思い出のカップ焼きそばといえば、UFOでもなくペヤングでもなく、マルちゃんの焼きそばバゴーンという商品でした。東北地方と信越地方での限定販売だったので、聞いたことがない方も多いのではないでしょうか?ソース焼きそばなのにわかめスープが付いていました。
他にはスープ付きの商品はなかったので、お得感たっぷりです。焼きそばは3分経ってから注ぎ口からお湯を捨てますが、付属のワカメスープをあらかじめ器に入れて捨て湯を入れます。焼きそばはもちろん、乾麺から抽出される油分と合わさって、ワカメスープはなかなかおいしいです。中学時代から高校時代に休みの日などによく食べた、忘れられない思い出の一品です。
バゴーンはシリーズとしていろんな味が派生していて、「お好みソース味、塩バター味、チリトマト味、ナポリタン味、えび塩味、四川風麻婆味、スパイシーカレー味」など出ています。思い出せませんが、他にもいくつかの味があったかと思います。
ペヤングも同じようにたくさんのシリーズが出ていますよね。印象深いのは、YouTuberがよく動画に上げていた激辛maxや大盛のGIGA MAXシリーズです。この前はコンビニで、両手で抱えないと持ちきれないほどの大きさのペヤングを見つけました。メーカーのまるか食品が申請しているか分かりませんが、世界一大きいカップ麺商品としてギネスに申請すれば認定されるのではと思うほど大きい商品でした。ラッピングしてリボンをかけてクリスマスプレゼントとして使ってみるのも案外楽しまれて喜ばれるかもしれません。とてつもない大きさなので気になる方にはぜひ一度見てほしいです。
ペヤングで思いだすのは「東のペヤング、西のUFO」というフレーズです。果たして、日本地図でいうとどこで分かれるんでしょう。まるで昔にテレビ番組の「探偵ナイトスクープ」で話題になった「バカとアホの勢力分布図」みたいですね。
カップ焼きそばの分布図について、あるウェブサイトでアンケートをとったところ、信越地方を境に東側がペヤング、西側がUFOという結果だったそうです。自分は両方のエリアに住んだことがあるので、どちらも好きですね。
ペヤングはパサパサ感のある麺と付属の粉スパイス、UFOは太い麺とドロっとしたソースが堪りません。
ちなみに、先ほどのアンケート結果では一部例外があり、東北地方の青森・秋田・岩手・山形県は焼きそばバゴーン、そして意外だったのが山梨・宮崎の両県は一平ちゃんとのこと。
最も特筆すべきは北海道。北海道はマルちゃんの「焼きそば弁当」という商品。カップ焼きそばなのに弁当?商品名を初めて聞いた時は何のことかと思いました。バゴーン同様、スープが付いています。名前の由来は「カップの見た目が正方形で弁当箱に似ているから」とメーカーは言っているようですね。
北海道限定商品なので、白い恋人や花畑農場のキャラメル、ロイズのチョコレートなどと同様にお土産としても人気があると現地の友だちから聞いたことがあります。値段も他に比べて安いですしね。実際に北海道に行った時には必ず買って帰る商品です。スーパーやコンビニに売っていますので、気になる方は行かれた際にはぜひチェックしてみてください。
焼きそばはご当地焼きそばとして例えば、目玉焼きがのっている秋田の横手焼きそば、太麺の群馬の太田焼きそば、B級グルメのB-1グランプリで優勝している静岡の富士宮焼きそば、シャキシャキした食感のもやしが具材の大分の日田焼きそばなどが話題になっていますね。他のエリアでもご当地焼きそばがあるようなので各地のお店、もしご当地カップ焼きそばがあればぜひ食べてみたいです。
みなさんのおすすめの焼きそばがありましたらぜひ教えてくださいね。
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