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アンラーニングすることのしんどさと、楽しさ。

今日はXデザインフォーラム「ソーシャルスタートアップと学びのデザイン」に行ってきました。午前中はワークショップ・セッション「未来の学びのためのワークショップ」、午後は講演セッション「ソーシャルとスタートアップとデザイン」「ソーシャルと学びのデザイン」。

午前中のワークショップ、時間の関係でテーマは選択ではなく割り当て。「ケアすることをデザインする」っていうテーマに当たりました。当然、まったくの専門外。だからこそ、朝からアンラーニングのいい機会になったと思います。自分の自在が利かない領域で何かを考えるというのは、ある意味で考えることそのものを自省する機会になります。私自身、妙味あることが言えたとは到底思えないけれども、考えるということを考え直すいい機会でした。今回のワークショップは、またゼミとかでも摂り入れてみます。

午後からの講演セッションも盛りだくさん。一つひとつについて書く遑がないので、総説的にのみ。

まず感じたのは、「世の中どんどん進んどるな」と。久々にそういう感覚を得ました。

もう一つは、「経営学って何なんやろか、何の役に立ちあるんやろか」ということ。経営学部(商学部、もしくはこれに類する学部)でやってていいようなプロジェクトが、そうではない学部において、実りあるかたちでおこなわれているのを目の当たりにして、この点をあらためて考えさせられました。もちろんながら、この問いに対するさしあたっての回答が自分のなかにないわけではありません。ただ、いろいろと考えるべき点を突きつけられた気がして、おもしろく、また楽しくもありながら、ハードな宿題を出された気もしています。

念のために申しますが、経営学教育(といっても公式的なものがあるわけではなく、むしろ多様であるからこそのメリットは多々あります)がダメだとかそんなことを言いたいのではまったくありません。むしろ、いろんな可能性があると思ってます。

ポスターセッションも、いろいろすごいものがたくさんあって、興味深かったです。

いろいろと考えるきっかけをもらいました。

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