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すべるように沼にひたる。1年ほどのあいだに。#わたしとオールユアーズ

最近、ほんとにオールユアーズさんの服ばかり着ている。別に、贔屓しようとかいうのではありません。ほんとに着心地がいいのです。

6周年、おめでとうございます。

オールユアーズさんの存在を知ったのは、いつだったか。あまりはっきりとは憶えてませんが、おそらく木村石鹸工業さんがオールユアーズさんの着た着て白Tで自社Tシャツを拵えられるというのを見たときかな。はっきりと意識したのはそのときかもしれない。けれども、それ以前にちらちらとTwitterなどで目にはしていたような気がします。

購入記録をつけているわけではないのでわからないのですが、少なくとも2020年7月3日には着た着て白Tを着ている写真があるので、その前後に初購入してます。

しかし、本格的に接するようになったのは、ゼミメンバーで、今(2021年)オールユアーズさんでインターンシップをさせてもらっている佳樹(名字省略)が、木村昌史さんのオンライン接客を受けて、その折に私の話をしてくれたことがきっかけ。2020年8月28日のことです。たぶん、それまでに私がオールユアーズ、そして木村昌史さんの考え方に関心を持って記事をシェアしたりしていたからだったはず。そのオンライン接客から、三人でオンラインで話をしたのが、木村さんとの最初の出会いでした。

そこで話がかなり盛り上がったこともあって、大阪中津のBlack Rimmedさんのところでハイキックジーンズを試着&裾上げ測定をお願いして、注文。届いて以来、ほんとに頻繁にはいてます。

最近は、AMIDOと着た着て白Tとハイキックジーンズの取り合わせが、ユニフォーム化してます(笑)ことにAMIDOの尋常ではない過ごしやすさ。羽織って涼しいという感覚は、言葉としてはそれまでにも聞いたことはありましたが、実際にそれを体感できたのは初めてかもしれません。

機能的な美。

オールユアーズさんの服、といっても、私が持っているのはごく限られた種類ですが、着ていて感じるのが、機能的な美という点です。ややもすると、機能と意味を対極的に捉えるような傾向もあったりしますが、オールユアーズさんの服はもちろん着たときのカッコよさだけでなく、着るという営みそのものの心地よさが鮮烈なのです。着た着て白Tに初めて袖を通したときもですが、もっとも衝撃的に感じたのは、ハイキックジーンズを試着したとき。きれいごとではなく、「寄り添ってきてくれる」感じがしたのです。これは、あとで言葉を思いついたのではありません。足を通したときに、絶妙に肌に触れる感じに、瞬間「あ、寄り添ってる」という言葉が脳裡をよぎったのです。

この感覚、「機能ではなく、意味だ」などというような観念的言戯を一瞬で洗い流し去る爽快感があります。潔いのです。

物語は、その人において織りあげられる。そこに織り込まれていく糸としてのALL YOURS。

これは、私がオールユアーズさんに感じる機能的な美、そして潔さから発するのかなとも推量するのですが、オールユアーズさんの服を着る人(←お客さんなのですが、あえてこう言ってみようと思います)のそれぞれの物語を織りなしていく糸の一つとして、オールユアーズさんの服を捉えてみたくなる衝動に駆られます。

私などは“共犯者”歴がまだ短いので、このあたりは長年の方のほうがよくお感じになっておられるかもですが、まさにすべての真ん中に“U”を位置づけていることと通底しているように思います。

ビジネスの言説では、物語や文脈をデザインするとかいった表現が何の気なしに使われたりしますが、物語も文脈も、それぞれの人(アクター)において生まれるものであって、他者が容易にデザインできるようなものではないはずです。

オールユアーズさんの服からは、文字どおりのActor to Actorという姿勢が滲み出ているように感じるのです。性別や体形にかかわりなく着れるようにサイズを準備するという姿勢などは、まさにそのあらわれ。

先日、トップ画にも一緒に写っておられる木村祥一郎さんと話をさせてもらう機会があって、「こんな難しいビジネスのやり方は、他にない(←最大級の讃辞として)」っておっしゃっておられました。まったく同感です。

そこには、“共犯者”それぞれの自律性を最大限に保ちつつ、“共犯”という関係性を構築し、維持・展開しようとする姿勢が確と根づいているように感じられるのです。

そして、もう一つ大事なこと。それを声高に叫ぶのではなく、服という手触りあるモノそれ自体を介して、すっとそれを伝えるからこそ、服を着る人にも自然と伝わるのだと思います。それがあるからこそ、Magazineも充実したものになるわけで。

共犯関係を織りなしていける喜び。

もう一つ幸いなこと。それは、今年からゼミとしてもご一緒させていただけること。これは、どう展開していくか私もわかりません(笑)でも、楽しみであることだけは間違いありません。

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AMIDO着てる写真がこれしかなかったです(笑)

さっきも触れましたが、私などは“共犯”関係になってから、まだ1年たったかどうかというくらいのことです。6周年を迎えられるオールユアーズさんの共犯者のなかでは新参者です。ですが、そんな新参者でも心地よく共犯関係に入っていけるのが、最大の魅力かなと。

これからも、共犯関係を織りなしていければと願っています!
あらためて、6周年おめでとうございます!!

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