見出し画像

「友達をライブに呼ぶ」ような感覚を大事にして生きる


信頼できる関係性の中に生きる感覚を大事にして生きていきたい。今日はそんな話をします。


声をあげなければ何も始まらない


知ってもらえないことが一番のリスク


これ、自分の中でかなり大事にしている考え方です。基本的に、自分を認知してもらわなければ、何も始まらない。そう思って生きてます。社会に出るっていうことはそういうことだと思ってます。

これって当たり前のようでいて、そのリスクをどこまで理解できてるかって大切な部分だと思うんですよね。

特にそう感じるのは、SNSにおいて声をあげない人がめちゃめちゃ多い現状を見ているからかもしれません。


特に同世代の一部の学生と会った時に感じるんですが、「こういうことがやってみたいんだ!」という話を語ってくれるけど、いざそれをSNSで発信しているかというと、かなり少数で。

「成し遂げたいことがある時に、声をあげないことほど勿体無いことはない」というのが自分の考えなんですけど、あえてもっと強い言い方をすると、「発信していないことは、存在していないも同然」だと思うんです。気を悪くされたらすいません。


人は、何に対してお金を払うのか?

最近、ある記事を読んで、入り口を狭めることのリスクを改めて思い出したので、この文章を書いてる感じがあるんですが。

上記の記事の内容を簡単に話しますと、

「無料で自分のスキルとかを提供することは、価値を下げる行為だ!」みたいな意見に対して、それは違うよね?そもそも自分の価値を知ってもらえないことの方がリスクなんじゃない?って感じの意見を述べている記事。

これはすごい大事な考え方だと思っていて、自分も同じようなスタンスです(ここらへんの話は、キンコン西野さんの著書『魔法のコンパス』とかが非常に参考になります)。


人々がお金を払うのは、それで得られる体験をハッキリ理解しているから。つまり、得体の知れない何かにお金は落とさないんですよね。知ってもらえないことがリスクだっていうのはそういうことで。

実際にビジネスの世界でも、こうした動きは「フリーミアムモデル」として現れていて、このnoteは、基本的には無料で使えますが、マガジンの配信数アップとか、予約投稿とか、そういった、より高度な機能になると、お金がかかるシステム。noteの良さを知った上で、より快適に使いたいとなれば、お金を払う。


「あの人がやっているなら!」で経済が動く。「体験」から「関係」へのシフト

人が何にお金を払うのか。そこと向き合っていくことは、生きるうえで本当に大切なことです。

前述したのは、「人は体験に対してお金を払う」っていう話でした。最近は、また別の視点で語られることが増えています。

それが、「人との関係性を前提として、その関係に対してお金を払う」という、もう一歩踏み込んだ考え方。

もっと平たく言うと、「あの人がやっているから」みたいな理由でお金を払うような考え方です。こういう人達のことを「関係人口」と言います。


これは、より個人の時代に即した考え方ですね。そして、知ってもらえないことがリスクっていうのは、この文脈のほうがより大きいかもしれません。

声をあげて認知してもらわなければ、関係性ってそもそも生まれないんですよね。だから発信することって本当に大切で。自然と考えの近い、信頼できる人たちが集まってくる。

お金を稼ぐことばかりを考えてしまって、「価値観を同じとする仲間を見つける」ってところを疎かにしてしまうと、孤独になってしまう。

もちろん、全員に通じる話ではないかもしれません。仲間なんかいらないと思う人もいるかもしれない。

でも、少なくとも自分はたくさんの仲間と一緒に面白いことをしていきたいし、そういう人がたくさんいるのかなと思ってます。

そういう意味で、最後に自分の理想としている生き方の話をしたいと思います。ようやくタイトル回収ですね(笑)


高校の時の「友達をライブに呼ぶ」あの感覚。その究極系へと進んでいきたい

これからの生き方を考えるうえで、「友達をライブに呼ぶような感覚」を大事にして生きたいなと思っています。

高校生から大学生の初めにかけて、バンドをやっていたんですけど、ライブをする時って、友達に声かけて誘ってました。「来てくれー!」って。

別に友達はバンドとか音楽がめちゃめちゃ好きなわけではないけど、でも「お前が出るなら」って言って来てくれたんですよね。

逆に、友達が出る野球の試合を観に行ったりもしました。ぼくはスポーツ観戦とか全然しないけど、それでも「観に行こう!」って自然と思えた。


これってまさに関係のうえに成り立つ経済圏だな~と最近ふと思って。

これらは学校の友達っていうめちゃめちゃ限定的なコミュニティの中でのやり取りだけど、もっと大きなスケールでやったらどうなるんだろう。

それが今のぼくの発信活動の大きな源泉でもあると思っています。発信活動によって、関係性をもっともっと広いスケールで作っていく。そして中には取材をさせてもらったり、一緒に仕事する中で、より深い関係性に変わっていく人も増えてきている。


極論を言ってしまえば、髪を切るとか、服を買うとか、食べ物を食べるとか。そういう生活の中での経済活動を信頼できる関係性の中で回していきたい。同様に、仕事など、ぼくのスキルの提供もこういう考え方で完結させたい。

それが一番楽しく、フラットに、ストレスなく生きていける1つの道なのかなと思っています。

こうした関係性の中で生きる感覚を、これからも大事にしていきたい。がんばります。


今日のところはこんな感じで締めたいなと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。


ちょっとでも良いなと思ったらいいね頂けると励みになります!サポートもお待ちしてます...!