薬剤師国家試験を終えて

あっという間の2日間でした。

私が人生で一番辛かったのはやっぱり大学受験と国家公務員総合職試験ですが、もうこうした大きな試験を受ける機会は今後なかなかないだろうと思うと良い経験だったのではないでしょうか。

正直あまり身が入らないまま、前日まで「やりたくないよー」と駄々をこねていました。

親に、「子どもだね。」なんて言われながら。

今後使うかも分からない資格を私は何故取るしかないの？と、2月中何度も自問自答していました。

そういえば、そんなことを大学受験の頃も思っていたなぁなんて、試験中に思い出しました。

大学受験の結果は本当に私の限界だったのか、やればもっと上を目指せたのかと、今考えても分かりません。

国立大学に合格するも行きたかったところではなかったので、センター利用で受かった近場の私大に行きました。

なんだか最後まで頑張れなかったことが悔しくて、国家公務員総合職試験を受けた…という流れです。

1番心に残っているのは国家総合職の一次試験の教養で、得点源としていた数的処理や判断推理など計算系から解いてから時間に余裕を持たせて英語や現代文を解こうと思っていたのに、本番難化したせいで計算が全く出来ずに焦って英語や現代文を読む時間がなくなりかけ、焦ってしまったために文章を目で追っているだけになり、頭が真っ白になるという経験をしたことです。

（あぁ…私このために頑張ってきたのにな…受からなきゃいけないのに…）

と、今まで応援してくれた人たちのことが頭に浮かびました。

走馬灯のように…

試験が終わり、試験会場から出たところで母親に、「落ちたかも」とメールをしたのを今でもよく覚えています。

でも運が味方してくれました。

今回は落とすための試験でも、誰かを蹴落として這い上がる試験でもなく、資格を取るための試験なのでそれらとは訳が違いましたが、そんなことをふと思い出しました。

束の間の自由時間です。

好きなことをしたり、新たに「好き」を見つけていきたいです。

当分の目標は食品安全検定中級とシリコンバレーに行くまでに基礎的な英語を思い出すことです。

もう3年ほど、まともに英文に触れていないので。

ではでは。

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