【クリプト業界】2024年トレンド予測

2019年に本格的にクリプト業界に入り、早5年が経ちました。2023年は冬から雪解けの時期だったと思います。来年は冬の間にビルドしていたプロジェクトが花開くことを期待しています
年末ということで、来年のトレンドを予測してみました。
※投資助言ではありません。NFA。

Borderless Currency

エルサルバドルがビットコインを法定通貨に認定したのは重要なできごとでしたが、もっと真剣にクリプトを「ボーダーレス通貨」と考えてもよいかもしれません。
日本を例に出すと、ここ数年は日本円を持っているより、ビットコインやドルを持っていたほうが確実にお得でした。また、最近はNISAで米国株に投資する方が増えているらしいです。
また、世界の基軸通貨である米ドルも、2023年は金利の急激な上昇で少し不安定でした。
こういう世情の中、クリプトが通貨としてもっと認められてよいと思っています。
単純に保有や運用でも良いですし、もっとカジュアルに、ネットでの買い物や投げ銭などに使われてくると、いよいよマスアダプションかなと思います。

Consumer App

具体的にキラーアプリケーションとして注目しているのは、以下の3つです。

マッチング

例えばJOBマッチングのようなプラットフォームです。リクルートが提供しているようなサービスですね。
国境を越えて人々をマッチングすることができて、報酬を安全にクリプトで支払うことができれば、かなり役立つと思っています。

ゲーム

国境を越えてコミュニケーションを取り合うMMORPGをイメージしています。ゲーム内でのアイテム交換や、ギルドでの活動においてクリプトが使われると、便利でかつ活気が出ると思います。

現実世界でのユースケース

現実世界での支払いや、ライブのチケットなどがクリプトで管理できると非常に便利だと思います。外国人観光客に日本のQRコード決済アプリを入れてもらうより、楽で便利だと思います。

Blockchain

ではキラーアプリを作るために必要な技術、ブロックチェーンは以下の機能を揃える必要があります。
1. Permissionless
越境なので、誰でも使えることは必須です。
2. Scalable
よりカジュアルなユースケースに対応するためには、早くて安いチェーンが必要です。
3. Security
安心して管理できることは重要です。ハッキングなどの事故が起きてしまうと、クリプトへの信頼は再び落ちてしまいます。
4. Onboarding
特にリアルなユースケースを重視するなら、オンボーディングのしやすさは重要な要素です。取引所からクリプトを送金できたり、アプリで対応できると有利でしょう。
5. Privacy
機関投資家や企業などをクリプトに呼び込むためには、プライバシーは重要です。また、個人においても安全のためにプライバシーは絶対必要な要素です。プライバシーは以前から来ると言われていますが、なかなか来ていません。技術的なハードルが高そうです。
6. DID
これはチェーンではなくアプリケーションに組み込むことも考えられます。DIDがないと、詐欺やBOTが発生してエコシステムが壊されたりしてしまいます。この分野もまだ発展途上でしょう。

私は2024年も引き続きクリプト業界で活動したいと思います。来年答え合わせをしましょう。

サ、サポートありがとうございます😭