大怪獣バトルを観たかった皆さまへ「ゴジラ神になる」

ゴジラ1作目の世界観を現代に蘇らせた「シン・ゴジラ」とは打って変わって、昭和・平成ゴジラを現代のVFXで蘇らせたハリウッド版ゴジラ。この解釈が全く違う日米版が存在する懐の深さこそ、ゴジラの大きさだろう。

1点違うとすれば、「平成ガメラ」シリーズのストーリーの素晴らしさが少しゴジラではないモノにしている可能性がある。

1作目を越えて、さらに「地球の神」としてのゴジラが描かれている。ただその中で、人間の罪としての「原子力」も文脈としては残っているのだ。これが少し世界観をおかしくしている。しかし、昭和ゴジラなんて、金星人の有無で90分成立させてしまうのだから。あくまでもファンタジーとしてのゴジラなのだ。
そこさえ、これは昭和平成ゴジラだと割り切れば、あとは、涙無しには観られないシーンの連続である。

・アベンジャーズしかりな、ここで登場しないでいつするねんというガメラ的な登場シーン
・神として余りある神々しさの登場シーン
・なんにせよ今までのゴジラにはなかった俊敏さを活かした「激突シーン」の素晴らしさ
・ラドンの子分感
・ラストのファイアーゴジラでは、赤い放射能を吐いて欲しかったけど、全身発光からの圧倒的強者

「王の覚醒」ではなく「神の誕生」である。

この神ストーリーを観ながら、もう一度ガメラを観てみようと思った午後。

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