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クオリティ高すぎる後日談:トイストーリー4

久々にこんな超満員の映画を体験したかもしれない。夏休みムービー(ポケモン、アラジンなど)が目白押しだったため、映画館ロビーもひたすらに混雑していた。

さて、ピクサーという会社を屋台骨とも言える(もう何やっても成功するピクサーなので、すべての作品を土台に新しい実験をしてるとも言えるけど)トイストーリーの最新作。

「3」で壮大な完結を描いただけに、それから「4」という少し危険な匂いも漂う中での公開。しかし、そこはさすがピクサーというクオリティ。子どもと遊ぶ(さらに言うと持ち主の子どもと遊ぶ)ということで、おもちゃと子どもの絆を中心に、おもちゃが持つアイデンティティに触れてきたこのシリーズ。

今回は、「アンディのために、モーリーのために」を貫いたウッディたちに新しい選択肢が提供されるとともに、子どもにとってのおもちゃとはということで新しい仲間の誕生も描かれる。
今までの作品よりもコメディ要素(ある意味ホラー要素も)が強い作品になっていると思う。

ジョン・ラセターが去った後の作品(どこまで関与していたかはわからないけど)など、色々な条件がつくのですが、結果ディズニー、ピクサー、トイストーリーの3要素すべてに「すげえ」としか言えない内容。コメディ要素部分は、LEGOムービーっぽいところもあったけど、一緒に観に行った小学生の子どももゲラゲラ笑っていたから、OKでしょ。というかコメディセンス抜群ですね。LEGOムービーとかは、社会的な逆があって、少しはいコンテキストなんだけど、トイストーリーは、現象とある意味の人間らしさ(おもちゃらしさ)で笑かせるところはすごいね。

あの「3」を超えることが出来るのかと言えば、泣きじゃくったあの過去体験と比べるとという部分もあるけど、違うゲームで勝負しに来た。いやアナザーストーリーっぽく、こんなラストでもいいじゃないかと。個人的には続編なんだけど、アナザーストーリー的な意味合いだった。これまでは、持ち主とおもちゃの関係が主だったように思うけど、持ち主がいなくなった、もしくは、まだ出会っていないおもちゃの視点も入れることで、違った感情を突っついてくる作品。

1点、トイストーリーを子どもとみると、おもちゃ熱が再燃し、過去のおもちゃとさよなら出来ない。ある意味アンディ現象に陥るところだけが、たまにねと思いながら、自分の遊んだおもちゃとの思い出にもふけられる時間の提供までがこのシリーズの魅力だと思う。


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