見出し画像

<私の本棚.1>君は放課後インソムニア

初めてnoteに投稿します
よろしくお願いします

<私の本棚シリーズ>
気まぐれに
"今、家にある漫画"で好きな作品を
(てか家にある作品で嫌いな作品なんてないけど)
イラストと共に紹介していこうと思います✏️

一昨日久しぶりに
ヒマつぶしで絵を描いていて
この企画を思いつきました
また違う絵を描く気になったら
そのタイミングでご紹介しようと思います

"君は放課後インソムニア"
石川県七尾市、九曜高校に通う中見丸太(なかみがんた)と曲伊咲(まがりいさき)は共に"不眠症"という悩みを抱えていました。丸太は幼少期、ある朝目覚めたら突然母親が蒸発していたこと、伊咲は自身が"単心室症"という難病を抱え、夜眠ってしまうと明日目覚めないのではないかという不安と恐怖から、眠れない夜を過ごしていたのです。

優等生でありながら不眠症のせいで常に不機嫌がちで、その為他の生徒と少しソリの合わない丸太は、ある時ちょっとしたトラブルから閉鎖された学校の天体観測室へ行くことに。しかし丸太はそこで、隠れて過眠をとっていた伊咲と出会います。伊咲は幼少期から入院が続くほど体が弱く、水泳や体操で体力をつけてきた過去があるため、周囲にこれ以上心配をかけまいという思いから不眠症のことをひた隠しにしていました。そして、自ら怪談めいた噂をでっち上げて人払いした天体観測室を勝手に根城にし、一人で隠れて過眠をとっていたのです。

共に"不眠症"という共通の悩みを抱える2人が見つけた、"学校の天体観測室"という秘密基地。互いに同じ悩みを抱えていることと側にいる時は不思議と良く眠れることに気づいた2人は、密かに観測室で過眠をとることをはじめます。そして、観測室の無断使用が学校側にバレると、それならと廃部になっていた天文部を復活させて二人だけの部活動を開始するのでした。
丸太は天文部の活動として本格的に天体写真の撮影を開始、2人は夜な夜な様々な撮影スポットをめぐり時間を共有してゆきます。そして、活動を共にする2人は次第に互いに対して想いを募らせて行くのです。

昨年、2023年の春アニメとしてはじめて観てから大好きになってしまい、つい先頃単行本が全巻そろいました。本当に空気感や絵のタッチが独特で、文字も大きくて長台詞もないし何ページもセリフのない回があったりするんですが、その分"絵ぢから"がハンパないと言いますか、むしろ"ムダにしゃべってくれるな"と思うくらいこの漫画の空気感が大好きです。ちょっとハロルド作石先生の"間"に通じるところがある気がします。
とにかく伊咲の天真爛漫さと、伊咲のおかげでどんどん"カドが取れて行く丸太"がすごく微笑ましい。
うちの漫画達の中で今いちばんお気に入りの作品です✨

ちょっと丸太の顔のバランスが汗

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?