どうやって生み出すのか?(2)

当時、米国の大学院に通っており、今や、ビジネスの世界で大活躍する友人に教えてもらったのは、濱口秀司さんだった。海外からの電話越しに並々ならぬ面白さを感じたのだ(そのときに、会話に出てきたのは、MITメディアラボの石井教授や学習する理論で有名なピーター・センゲ教授だったが、どう考えてもダントツで濱口さんの話に興奮した)

どういう要件がそろえば、イノベーションなのか、それはスッキリしたのだが、では、どうすれば起こせるのか?そのためには、まず誰も聞いたことがなくて、見たことがない何かを生み出すことだ。

で、どうやって?

そのヒントが、Breaking the Bias、バイアスを壊すということだ。バイアスを壊すには、まず固定観念を見出し、構造化する。そして、構造化されれば、破壊することができる。ただし、どの程度に破壊するべきか、その塩梅が難しい。と急ぎすぎた。そもそも、このバイアスを壊す過程が難解である。このときにどういう脳の状態でいれば、良いのか?

一連の理論の中で、Creative-Chaos(クリエイティブ・ケイオス)だ。この解説に度肝を抜かれた。それは自分の興味関心が、この領域に集中していたこともある。さらに、この話を聞く前後で、行動経済学に強く惹きつけられていたことも影響している。

話は前後するが、この理論との出会いに衝撃を受け、その日はずっとウェブサーフィンをして情報を集め、あらゆる動画や記事を読み漁った。そして、読み漁るだけでは、駄目だと思い、途中からNaverまとめを作成し始めたのだ(今や、20万view近いまとめになっている)。その中で、セミナーがあるとの情報を掴んでいた。そして、そのまとめを見てもらったことがきっかけとなり、セミナーに参加することになったのだ。

http://www.dmn-online.net/dmndfw2012.html

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