秋蒔きの畑の進捗②
元旦の早朝から山の開拓に行ってきた。
寒くなってきたのでさすがにいちごの苗を保温した。
その辺の竹を割いて作った枠に、買ってきた農業用のビニールシートを被せて固定した。
よく太陽の照っている日だったので、保温を始めて10分ほどでビニールシートの中が曇ってきた。
植物の、息づかい。
次は花壇にしようとしている場所。
次女がよく誤って足を踏み入れてしまうのでここから花壇とわかるように、柵を作ることにした。
どうでしょう?ずいぶんと文明を感じられるようになった気がする。
動物には倒されてしまいそうな脆弱さだが、ヒトの子にはわかる、ここから花壇。
動物といえば、寒くなってきて食べ物がないためか、イノシシの土を掘り返した形跡がたくさん見られた。
最初は大雨の後、水がものすごい勢いで流れた跡かな、と思っていたが、どうもイノシシらしい。
近所で梅などの樹木を植えているおじさんに遭遇。丈夫そうな鉄格子で囲いをしていても、掘り返しの被害で困っているようだった。
掘り返された土を一緒に眺めながら困ったね、ははは、と笑う。
毎日は見に来られないが、この土地の仲間として接してもらえた気がした。
この日は夫のブッシュクラフトも捗った。
元来ただの雑木林でトイレ無し物件の我が山だが、トイレを設けようということで壁を作ってくれた。
こんなに可愛らしいおトイレが出土して、そのまま持っているのでこの壁の裏に設置することにする。
元民家なのでしょうね、たくさんのお皿や壺なんかが出土します。
その辺をただ掘ってみるのも楽しい。
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