アナリシス添削をしていたら自分のためにもなっていた話

こんばんは。

唐突ですが、久々に後輩たちのアナリシスを添削していたら記事を書きたくなったので書きました。

今回は「アナリシスの添削って実は自分のためにもなってるんじゃね?」って話です。

僕自身競技で大した実績はないのですが、今年度おこぼれのおこぼれで全日本E権をもらえました。(母校の大会で入賞できなかったにも関わらずもらえた本当のおこぼれです)でもまあ、このころは競技的にも調子が良かったのでしょう。そこで理由を考えていたところ、どうもアナリシスを地道に添削してたのが良かったのではないかと思えてきました。

母校のアナリシス添削システムは、個人的にコーチングしてもらっている場合を除き、現役生からOBまで入っているメーリングリストに投げられたものをコーチやOBが添削していくものになっています。そして、僕がコーチを引き受けた時は自分の使命として、メーリスに流れたアナリシスは全部添削するというのを勝手に課しました。そして、それは実行したつもりです。(したよね?)

実績も大してない自分がどれだけ有益な情報を提供できたかはわかりませんが、以下のことが良かったことだと考えています。

アナリシスを添削する(教える)ことは、物事を論理的かつ分かりやすく伝える力が磨かれる

どれだけ多く文字を書きなぐっても相手に伝わらなければ意味がないですよね。なおかつ、アナリシスは論理的に問題点を洗い出し、解決策を提示していくことを求められるので、わりと頭を使って自分の考えを言語化する必要があります。自分の言いたいことが伝わっているか推敲を重ねなければいけませんね。

他の人がどんな論理で考えているか知れる

母校のシステムが良いからかもしれませんが、1つのアナリシスに対する他人の添削も読めます。これ、結構ありがたくて、「ほー、この人はこう考えて、こんな風にこのレッグをクリアするんだ」という知見が得られます。提出者、自分、他の添削者ですでに3人もの別々の考え方が手に入るわけです。問題解決に対する視野が広がると思いませんか?

自分の考えをせかせか論理的に言語化し、なおかつ違った視点からの意見を取り入れることもできるので、自分のオリエンテーリング能力も上がること間違いなしですね。問題解決に対する手段は多いに越したことはありません。

コーチ業はコース組んだり、合宿や練習会の段取りをしたり、早起きして設置したり大変なことも多いのですが、こうしたささやかな自分の楽しみも見つけると、少しはエンジョイできるのではないでしょうか。あと、僕は人の考えを知ったり、自分の考えを述べたりするのが好きなのでコーチ業は完全に趣味でした。運営補助でお得に練習できたし。それでは今回はこのへんで。よいクリスマスイブをお過ごしください。

おしまい

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