米国高校留学準備③ ホストが既に居る場合
限界集落に住むおじさんです。我が子の米国留学準備について記しております。
②では、F-1ビザ申請について調べたところ、想定していた学校が、F-1ビザの対象校でないらしいと分かったところまで記しました。
F-1ビザを諦める
ホストファミリーになってくれる予定のKさんもビザについて調べると言っていましたが、数週間梨の礫。(最も、先方の長期休暇中であった、という理由もありそうです。)
詰んでしまった?何か道がないか。色々検索かけます。ここでふと思い出します。J-1ビザというのもあったな。
J-1ビザについて詳しく調べてみる。
米国領事館曰く、「最もあっていると考えるものを、自ら選べ」
諸般の事情を鑑みると、F-1ビザしかないだろうと思い込んでいたのですが、ひょっとしたら、交流訪問者用のJ-1ビザという手があるのでは?と考えた、というわけです。
ただ、様々な日本語のウェブサイトを巡っていると、高校生はJ-1の対象ではなさそうに思われました。
そこで、米国のサイトを漁っていると、次のウェブサイトに辿り着きました。https://travel.state.gov/content/travel/en/us-visas/study/exchange.html
ここで私は「お!?」となります。様々な日本語のサイトだと高校生向けでは無さそうに読めましたが、米国国務省のウェブサイトには、中等学校の生徒も対象とあります。(この時ほど、「ワタシ、エイゴ、チョットデキル」で良かったと思ったことはありません。)
さらに調べると、
https://j1visa.state.gov/participants/how-to-apply/sponsor-search/
に辿り着きました。
このサイトで、Secondary School Studentのプログラムについて検索すると、J-1ビザのスポンサー団体のリストが出てきました。
おや?
見たことある名前があります。アユサといえば、日本で留学支援している団体ですね。そこで、知り合いで米国にアユサのような団体の支援を得て高校留学していた人がいるので、当時のビザの種類が何だったか聞いてみました。
とのお返事。各種日本語ウェブサイトだと、高校生はJ-1ビザの対象には読めなかったけれども、支援団体を利用した米国高校留学は、J-1ビザの対象であることがわかりました。米国国務省は、嘘つかない。
留学支援団体を検討しなかった理由
そもそも我が子の高校留学を検討し始めた時から、私は留学支援団体の利用を排除していました。理由(=思い込み?)は次の2点です。
① 事前の試験の結果によって、第1希望の国に行けない可能性がある。
② 行きたい国に行けたとしても、こちらからホストファミリーと通学校は選べない。
ホストの受け入れ内諾が取れている我が家のケースだと、条件に合わないわけです。ただ、ここに至って、F-1ビザの望みが薄いことが分かってきましたので、J-1ビザ取得を目標にするならば、当該ビザスポンサーの団体に連絡を取ってみるのは価値がありそうだと考えを改めました。
アユサにコンタクト
前出のURLのリンク先で名前を見かけた、という理由だけで、まずはアユサに連絡を取ることにしました。お問合せフォームに、ホストや受け入れ校の内諾が取れているという事情も含め、必要事項を入力・送信。
お返事を待つ間、ウェブサイトを覗きみすると、AYUSAは
Academic Year in the USA
の省略であることが分かりました。これは、つまり、米国以外の国に派遣されることは無い、ということ?
ダイレクト・プレースメント
アユサ日本事務局から数日待たずして返信。こちらの事情も汲んでくださった上でのご提案がありました。ダイレクト・プレースメントという制度があり、いくつかの条件をクリアすれば、自分で探したホストファミリー・受け入れ校を選択できるとのことでした。
画面の前で「ガッツポーズ」をする山奥でした。
④へ続く。
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