JB日記 01「ダブル」
10月6日のプレビューに向けて、ミュージカル「JERSEY BOYS」の稽古がすすんでいます。
2020年の本公演中止(その後、コンサートバージョンとして上演)を経て、2018年ぶりの本編上演を控え、変わらないことも変わることもたくさんあるなかで貴重な時間が積み重ねられていきます。
とても個人的なことをお話しすれば僕にとっての初めての商業ミュージカルの現場が、何を隠そうこのジャージー・ボーイズ、2016年の初演でした。
それから事あるごとにジャージーの楽曲との関わりがあり、そのたびに僕自身はそのときの自分の状態を確認して、「まだまだだな」と落ち込んだり「少しはできることも増えたかな」と嬉しい気持ちになったりして歩んできたこの6年でした。
一部メンバーも変わり、なによりフランキーがダブルキャストとなった今年のジャージー。稽古がはじまってしばらく経ちますが、以前を思い出す「ああ、そうだったそうだった」な瞬間もあれば、まったく違うサウンドに驚いたり新しい発見があったりする瞬間もあり。
そしてふと、この経験は記録に残しておくべきなのではないかと思ったのです。
というわけで、どれくらいの分量になっていくかはわかりませんが2022年の「ジャージー・ボーイズ」のなかで気づいたあれこれを、僕個人的な備忘録として書き留めるために気が向いたときに日記として残してみようと思います。
なお、内容としてはおそらく技術的なことが多くなると思います。稽古場裏話みたいなことはあまり含まれてこないです。どちらかというと僕よりも若い、歌をうたう俳優さんたちに役立つかもしれないような内容になる気がしています。
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