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JB日記 その2「声のセッションの緻密さ」


ジャージーボーイズ、稽古は引き続きフルスロットルで進んでおります。

ひと通りの音楽稽古を終えてからの本読み稽古では、じっくりと時間をかけて作品の背景、各シーンの状況、台詞の意味、そして演出の方向性と意図を確認しました。この時間をきちんと取れることは作品づくりにおいてとても大切なのですよね。

もちろん各キャラクターの演技はそれぞれの俳優の選択にゆだねられるわけですが、前提として「カンパニー全体がどこを目指して進むのか」を共有することによって、無限の可能性のなかからお芝居を選ぶときの根拠が明確になっていきます。

てんでバラバラな個人技の発露、じゃなくって、ちゃんとチームとしての演劇づくりができるようになる。なので、細かなディスカッションや丁寧なテーブル稽古は本当にありがたいのです。


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今日も思い立ったことを書いてみようと思いますが、お芝居的な中身ではなく、歌のことについてのメモです。

稽古のなかで僕が感じたことのうち「これは書き留めておこう」と思ったものの覚え書きです。ちょっとテクニカルな話なので、もしも興味のある方がいらっしゃれば。


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