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やまののパトロンズ

俳優の山野靖博です! お役立ち情報やどこでも聞けないマル秘話は書いてありません。 日々僕が考えていることのなかで、 少し発展的なことや、まだ結論に至らないこと、 あるいはもう少…
僕の「たいせつな人」たちと共有したいような事柄を書いていきます。月に4〜6本ほどの更新です。舞台や…
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#山野靖博

歌わせたり、歌ったり。

歌わせたり、歌ったり。

こんにちは!山野靖博です!

いっぱい書きたいことあるんですが、落ち着いて書く時間を見つけられないので、箇条書き形式のスタイルでいってみます!いえい!

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僕の活動の基盤は俳優ですが、さいきんはスタッフワークとして、ミュージカル作品の歌唱指導をご用命いただくことも増えてきました。

出る立場と裏方の立場を行き来すると、片方の視点からでは見えなかったことが見えてきたりしてとても面白いです。

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新しいフェーズへ!

新しいフェーズへ!

僕はどうにもTwitter(と今でも頑なに呼び続けてるんですが)が好きで、一日のけっこうな時間Twitterを眺めて過ごしています。

InstagramやTikTokよりもTwitterが好きなのは、活字を読むのが好きだという性格に起因してると思うんですよね。

僕自身もTwitterのアカウントを持っていて、さいきんは良く和菓子の投稿をしています。もちろんこのnoteで書いた記事をシェアすると

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「書くこと」と「描くこと」

「書くこと」と「描くこと」

水墨画についての本を読み始めたのですが、しょっぱなからとても面白い、というか、僕的にはめちゃくちゃ興奮するような記述がありました。

たしかに!!!そう言われてみればそうだよね!!!という感じの指摘なんですが。

いわく。

どれくらいがいいのかなぁ

どれくらいがいいのかなぁ

自分の生活を見回してみても、人生をあるひとつの視点からで語ることはやっぱり不可能なのじゃないかな、と思います。

僕ひとりの人生も、いろんな出来事やいろんな好き嫌いの集まりで組み上がっているから、ある一箇所が上手くいってなくても、別のもう一箇所はとても上手くいってるとかいうことは当然にあるわけです。逆もまた然り。

それに伴って、人生の全てに満足することはできないという事実の裏側には、だからこそ人

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まっさらな時間に自分を横たえ。

まっさらな時間に自分を横たえ。

こんにちは、山野靖博です!

休みはとった方がいいよね、という話を書きます。

さいきんは社会の流れとしても「休みはとった方がいい」という方向に認識も制度も変化してきてますよね。

有給休暇の取得を会社側が促すとか、産休育休を男女関係なく取れるようになっているとか、そんな話をたびたび聞いたりします。

もちろん、仕事の環境によっては今でもモーレツに働いてらっしゃる方も日本中にたくさんいるだろうし、

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戦い続ける人たちの歌。

戦い続ける人たちの歌。

昨日、とても温かな気持ちになった出来事がありました。

それは、

無編集がいちばん大切なものになる未来。

無編集がいちばん大切なものになる未来。

こんにちは!山野靖博です!

AIが本格的に普及してきて、世のクリエイターたちは戦々恐々としていますが、舞台俳優は恐れることが少ないんじゃないかなとさいきんは思ってきました。

「いやいやそんなことないだろー」とか、「舞台俳優だけが安泰ならいいのか!?」とか、いろんな反論は自分の中でも出てきているので手放しに安心しているわけではないのですが、でもAIが発達すれば発達するほど、相対的に価値が上がる分

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あべこべな、大いなる翼で。

あべこべな、大いなる翼で。

こんにちは、俳優の山野靖博です。

このところ少しずつ、新しい体験をしています。

みなさんは新しい体験をするのが好きですか?

ところで僕はふだん、ミュージカルの現場で多く仕事をしています。歌と音楽とお芝居が好きな僕にとっては理想的な職場です。

ミュージカルの魅力は本当にたくさんあって、それらを語り尽くすことはできないのですが、音楽家のフィールドからこの世界に足を踏み入れた僕にとっては、ミュー

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すっと立つ歪み。

すっと立つ歪み。

日々、スウィーニー・トッドという作品と格闘しています。

たっぷり、とはいかぬ。

たっぷり、とはいかぬ。

あっという間に3月も中頃になっちゃいました。

舞台の仕事をしていると、いちばん体力的にキツイのが舞台稽古の期間です。

拡大ばかりじゃ息も切れるし。

拡大と収束。

外へ押し広げていくことと、内へ向けて収まっていくこと。

年上の同級生。

年上の同級生。

僕が通ってた大学は、一浪二浪は当たり前、ほかの大学を卒業してきたり、一度社会人として働いてたけど改めて勉強のために入学したりする人も多かったので、学部のうちからある程度年齢の幅が広く同級生がいました。

18歳やハタチそこそこの新入生と、30歳近くないし30歳を超えた新入生が、同じカリキュラムで勉強をするのです。

今だからわかるけど、年齢を重ねた上で学部に入学して、自分より10近く年下の同級生と

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