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【#一分小説】適音《第十八話》

 前提条件を疑うのだ。そして、見過ごすな。考え得る一個目を捨てない。その「まさか」ことに生きる糧がある。
 そう、そこにヒントがあるのだ。決して隠されて入るものではなかったのだ。
 そう、その裏に。
 そう、そのテレビの裏に。

 地デジからBSにつなぎ、BSから地デジにつないでいた。ただ、それだけの話だ。
 そりゃ、地デジの4は映らないのだ。
 なら、なぜBSは映るのだ。

(つづく)

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