四次元問答
本棚の奥から
私の両親は天文好きでした。
子どもの頃から望遠鏡は身近な存在であり、天文学の本などが本棚に並んでおりました。
天文学に興味を持つと、相対性理論や占星術の本なども自然に集まります(?)
そういったものを中学生くらいから地味に意識し目にしてきたものの、別段興味もなく過ごして幾十数年。
今になって「あの本を読んでみよう」などと思い出すことが多々。
しかし、何冊か肝心な書籍が跡形もなく消え去っていました。
なんでかなー。
質量保存とかタキオンとかアステカ系とか、その辺りの本を再読したかったのですが。
既に入手困難な書籍ばかりですし、捨てることはないだろう、と思ってたんですけど、無くなるってどゆこと?
ホコリまみれの棚から発掘した本の中の一冊。
この筆者さんは四次元なるものが何なのか理解しているのか?と考えながら手に取りました。
案の定、アインシュタインの唱える時空間を四次元としていました。
アインシュタインの唱える説はレベルが高すぎて全く真髄が理解されていません。
性根の腐ったインテリ気取りがオモチャにしてやがるぞ、とアインシュタイン先生本人は憤慨されています。
アインシュタインは
「時空間っていうのは過去からしか生まれないんだよ! 宇宙航法のネタに散々使われたが、全部間違っているから! ◯ね!」
と仰られています。
まじでアッカンベー。ですよ。
流石に言いすぎだと思いますが、そういう性格であられたようですね。
この本に載っていることは、ほぼ全てファンタジーです。
空想設定。
ちょっと書き出してみますね。
バンッ!じゃねえんだよ
四次元問答という書籍の内容は、質疑応答形式となっております。
どのような質問があるのでしょう。
第一章 バンッ!
ものごとには「初め」があるはずです。われわれの住んでいる宇宙にもいつの日ときか、はじめがあったのでしょうか。
宇宙の創世が百数十億年まえだとすると、百数十億年まえの、そのまたまえはどうなっていたのでしょう。
ビック・バン以前の「時間」というものは考えられなかった、というのは一つの学説だとのことでした。では、それ以外の学説にはどんなものがありますか。
宇宙は今膨張し続けているそうですが、これがどんどん続いていったら最後にはどうなるのでしょう。
みたいな質問が、79まで続いています。
全て書きだすと日が暮れてまた明けてしまうので辞めておきますが、まともな人なら思うことでしょう。
「そんな途方もない遠い話を、完全には理解に到達していないだろう人に疑問をぶつけてどうするの?」
あなたが生きている内に宇宙の恒常性なるものが失われて何らかの変動が起こる、という確証をお持ちなのですか?
宇宙の仕組みについての理解を深めようという姿勢はご尤もですが、平均的な人類の理解の限界を越える内容であった、ということは私が生きてきた短い間に見知ったコンテンツの数々から窺い知ることが出来ます。
まず、人類は宇宙には行けません。
それは既に1950年代に証明されています。
それから70年以上も経っているのに、まだ夢みたいなことを追い掛けている人がいるのですよ。
しかも国家ぐるみで税金をガンガン使って、無駄な実験を繰り返しています。
この書籍は、1980年に出版されたものです。
40年以上昔のものです。
そこから全く進歩していないんですよね。
未だに四次元を明確に理解しているらしい人を見たことがない。
何故って、これが人類の知識限界らしいから。
これ以上は頭打ち。
理解出来ないみたいです。
どんなに偏差値の高い学校に行ったとて、ちゃんとは理解出来ていないのですよ。
見栄を張って、分かった風に振る舞っているみたいですけどね。
こういうと、私を物凄く冷たい人間のように思う方もいらっしゃるでしょう。
確かに、不確定要素としての仮定を前提に地球文明は発展を遂げてきたことも事実で、このような質疑応答の機会から叡智のきっかけを得て、他者に伝えるなどして新たな知識の扉を開くという事を繰り返したことも事実でしょう。
しかし、確証がないのですよ。
どうしても。
完全なる証明は不可能。
これは私の霊媒生活で、何度も考えてきたことです。
確証がどこにもないこと。
全てが虚ろであるということ。
などの理由から、断言することの虚しさを常に抱えている状態が続いております。
故に、時に暴論などを書き出すこともあります。
それはともかくとして、四次元は物質ではないのです。
物理でもない。
これは散々言いましたけど
四次元は完成形
これだけです。
他に意味はないです。
極論となりますが、一般的な次元の考えは、四次元思考における模索や思案の邪魔になりますので、いっそかなぐり捨ててもいいんじゃないかと思います。
分かっていないのに得意げに話す人間ばかりが目について、見苦しいという他ないです。
とりあえず、質問群の中でも特に重要そうな、10番目の質疑応答を書き出してみます。
A.
相対性理論が一般に解説されるようになってから、確かに次元という言葉がしばしば使われるようになりました。
もっとやさしい言い方があればそれに越したことはありませんが、残念ながらこれを更に噛み砕いた単語というのはありません。
といいますのは次元というのは元来は学術用語であり、ディメンション(dimension)を翻訳したものだからです。
当然、"体験"とか”概念”とかいう言葉と同様に明治以降につくられた日本語であり、江戸時代までにはなかったものです。
(中略 あんまり関係ない余談部分です)
ディメンションという言葉は、正確には二つの意味があります。
その二つとは
[ 1 ]
一次元は線だ、二次元は面だ、三次元は立体だ……という使い方です。
もう少しまとまった見方をすると、ある空間の中に存在する一つの点の位置をいい表すのに必要な変数の数を以てその空間を次元と呼びます。
(数学的厳密さを要求するならば、必要にして充分なと言わなければならないでしょうが……)
[ 2 ]
一般に物理学の対象となるさまざまの量、例えば速さだとか運動量、あるいはエネルギーなどは少数の基本的な量の積や商で表されます。
特に力学では、長さ(L)質量(M)時間(T)を組み合わせて、速さは(L/T)運動量は(LM/T)エネルギーは(L^2M/T^2)というようになりますが、このように記述されたものをディメンションと呼びます。
しかし次元というのは普通には[ 1 ]のことを言い、[ 2 ]の場合は単に元ということが多いようです。
だから今後、次元と言ったら[ 1 ]のことと解釈して、[ 2 ]の場合は除くことにします。
日本語では普通言い慣れているように、一次元、二次元、三次元をそれぞれ線、面、立体と考えるようにします。
他にも興味深い質疑応答は存在しますが、本の内容を手打ちでここに載せるのは面倒極まりないので、この一問だけの抜粋になります。
興味がある方は、書籍をご自分で購入されてください。
光と物質の次元形態が混同されたままになっておりますので、ここに書かれた内容は正確性には欠けます。
しかし、一般の量子力学にて扱われる数式は、主に元なるものを表すものである、という貴重そうな一文が記されていますね。
次元ではなく、元。
アインシュタインは、元から時空が発生するのである、と述べているようです。
その元そのものの総体を、四次元と現しているのですね。
家にあった本を幾つか読むと、そのように読み取れます。
ただ、イメージするのが難しいかもしれません。
スケールの大きい話ですからね。
個々の認識、つまり世界の表相からなる印象及びそこからの意識の発生としての場そのものが元であること、そして次元とは意識の推進・タキオンとしての光であること、光としての意志と物質が交差することで、次元の概念そのものへの理解の到達が可能であること。
しかして、これらは一般には難解にも程があるようで、完全なる理解への到達・キアスムには相当な人生経験を要することとなるでしょう。
そこで、完成体としての四次元とは?という例を少し…。
前半戦、終了!
ライオンズゲート2024の前半が終わります。
後半戦に向けて、また頑張りましょう。
ライオンズゲートはお願い事を叶えてくれるというものですが、その功徳は確かなものであったようです。
ここに書いた、三日月のこと。
家族が離れ離れになってしまいましたが、ライオンズゲートの影響で真理に達することが出来、元通りの状態に戻りました。
奥さん二人が家に帰ってきて、元のように幸せな暮らしを送ることが可能となったようです。
喧嘩していた訳ではないんですけどね。
三日月の君は、精神修業及び試練を受けていたようですね。
無事に乗り越えることが出来て、よかったね。
三日月は、四次元の人だったようです。
つまり、完成体の次元にいる人。
一応、とうらぶ最強キャラとして看板になっておりますからね。
神降ろしの姿ですけど。
最初の5振りは主人公っぽさはありますけど、とうらぶといえばまずは最初に三日月宗近が出てきますし、プレイヤーはそれぞれの推しキャラを意識するとはいえ、とうらぶを語る時はまずは三日月を挙げるでしょう。
この人は、とうらぶではじじい扱いされています。
中身は高齢なのですね。
つまり、そういうことです。
時代を識る人。
大体の未来を把握している人となります。
三日月は、最終結果を識ることが出来るという能力を持っているそうです。
公式ではそのようには語られていませんが、この姿にそっくりの三日月を名乗る方は、そういう神様だったのです。
戦線に繰り出すと、勝敗がまず視えるらしいのですね。
そこで勝とうが負けようがは一切関係なく、全力で戦います。
三日月は出陣の時点で、ボスに到達出来るか否かが視えるらしいです。
しかし、途中でアイテムを拾うとか仲間がどのように負傷するかなどは分からないらしく。
自分に出来ることをするだけ、とのことです。
三日月は多くを語りませんが、そういう人みたいです。
負けても、それが運命だ。
しかしその場に身を置いたからには、誠心誠意マコトの心で舞うのみ。
だそうですよ。
出発点そして到達点。
そこだけ見えても、時代は作られません。
中身、中間部分が抜け落ちている、というのは普通のことらしいです。
その見えぬ部分は精一杯努力して自分で創る、ということみたいです。
それが三次元というものです。
他のキャラは、そういう能力を持っていないそうで。
それぞれ特性があるのでしょう。
そりゃね。
そういった経験を積み上げていけば、やがて最強キャラを名乗るようになりますよね。
しかして、彼は厳密には最強という訳ではないのですよね。
負ける時は負けます。
実は密かに努力をしています。
やはり負けたくないのですよね。
そして、最終結果から得たものから自己統括などを静かに行い、常に改善法を模索しているようです。
ストイックですね。
本編のゲーム、三日月のセリフを全て解禁していないですが、一覧を見ると
「キッモ」
となります。
鳥海さんには申し訳ないですけどね。
二次創作が入っちゃっているんでしょうね。
キャラデザなどもそうですが、全体的にアンソロジーみたいなものなので、そういう部分が出てしまうのも仕方ないかな。
しかし、公式でキャラ崩壊を起こすのは頂けないなあ。
原作はないですけど、原作レイプが公然と行われているようです。
5chなどを見れば分かります。
ユーザーは、このキャラはこんなことを言わない、という愚痴をしょっちゅう垂れ流しておりますでな。
巫覡現象は、あくまで見た目だけですね。
畑当番も、本当は得意ですし。
もしかしたら審神者をタラしているのかもしれませんけどね。
馬に好かれることは多いようです。
一人称は、俺は殆ど使いません。
記録魔にして育児の天才です。
そして衣装も一人で着れます。
逆に、石切丸の着替えを手伝ったりしますね。
そして、三日月本人は大人なので、中の人繋がりっぽい動きをします。
テイルズオブヴェスペリアのユーリです。
ユーリは大人キャラで、主人公にしては珍しく相談役なのですよね。
エステルとは付き合いません。
三日月も相談役にして皆の手本となります。
四次元人間、すげえや!
少し分かりにくいかと思いますが、四次元とはそういうものなのです。
”凄い” んですよ。
完成体とは、そういうことなんです。
全知全能とは言わないけれど、それに近い存在なのです。
凡人には理解できない、神の領域の到達を言います。
三次元展開と連呼してますけど、これは時代を創ることをいいます。
四次元はあくまでも結果でしかないので、そこまで如何に努力できるか最善を尽くせるかで人間の真価が決まります。
三次元は、中途半端にして未熟で当然なのです。
構築の最中を言うので。
四次元の見本市として、三日月を例に出しました。
やれやれです。
ゲーム本編のあの奇妙なキャラクターを設定付けた人は、いつかの世でエクリプスが起きた時に槍の雨が降るかもしれません。
あんまりユーザーをがっかりさせるものではないですよ。
二次創作のノリは基本、キモいです。
万人に受け入れられるものではないことを自覚すべきですね。
次元の考え方は少し難しいですが、創作について本気出して考える行為は到達への近道となりますよ。
それでは。
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