見出し画像

ミテ・小アルカナねこ


占いが元ネタなので…

小アルカナはタロットカードが元ネタです。
トランプの元となったトートカードとも。

スペード ♠
ソード

クラブ ♣
ワンド

ハート ♥
カリス

ダイヤ ♦
コイン

これらはあくまでも目安であり、状況によって表現の仕方が変化します。
印象は変わっても、視点が変わっただけで内容は同じだったりします。
そういった認識の違いと流れを読めてこその占いと言えるでしょう。

ちな、この漫画のキャラはあくまでも参考程度の人格としてのサンプルであり、必ずしも実在の人物や占いの象徴と一致する訳ではありません。

占いをしよう。






14はちょっと言葉足らずになってますね。
漫画の中だけでは、スペクタルが分かりません。
カードの配列の方法を表すのですが、スペクタルは広大な光景・光を表すもので、意味を明確に表すもの、と判断するのが適切です。

しかもエースは

  • 正位置か逆位置かは視点の問題である。

  • ネイピア数3を表し、そこから回転が変わる。

  • シンボルは不明

であるとしています。
一筋縄では上手くいかない、分からないのがタロットの奥深さです。
対面セッションにて雑談を混じえ、一つずつ丁寧に解析していくのが望ましい。
これが占いの醍醐味とも言えます。

解釈は占術師によってまちまちで、同じツールを使用したからと言って同じ結果が出るとは限りません。
西洋占星術は生まれた時間と場所によって結果が決まりますが、更にレクティファイなどによる修正などでシナストリーが変化します。
出生時間が不明でも行えるものも出てきており、出発点や発時起点が違っても占いは成立してしまうのです。

小難しいことはさておいて、小アルカナのみの占いはあまり一般的ではありません。大抵は大アルカナをメインとして行います。
小アルカナメインで、サポートとして大アルカナを使う占いはかなりマイナーであり、上級者向けと言えましょう。
この漫画の占いは数霊を基として視ることを前提としております故、カードの意味を丸暗記せずとも、シンボルの意味と数の意味だけ覚え、それぞれを照合させてその場で判断し、鑑定結果を出すというものになっております。
ただ、12話にあるように自分勝手に意味を捻じ曲げることは禁忌とされておりますので、どこまでセーフラインを攻められるかという自律心も試されます。

私は元々、ツールの力に頼ることよりも
自分の意識と言葉を活用させることの大切さ
を意識すべきであるというスタンスであります。

見る側と見られる側は常に鏡像反射を起こしており、どんなに高尚な意識を用いたとて、そこに自分が入らないと映し出された像を正しく見ることが敵わないという意識です。
借り物は借り物であるということ。

酷い話に思われるかもしれませんが、占い結果にて参考書に載っていないことを尋ねられた時に、自分の感想を言うことも有り、ということになります。
そこから真の意味での卜(ウラナイ)が始まることもあります。

柔軟性と受け身の態度こそが、占術の真の力の片鱗であるのです。

さいころじー(psychology)は心理学という意味です。
占いは統計学を用いることもありますが、同時に心理学でもあります。
占いをまじないのようなものだと思っている方は、統計学という言葉に反発を覚えるでしょう。
しかし占い結果の意味は、実は昔の統計から導き出された傾向であるので、実質的に統計と言っても差し支えがないのです。
更に、統計は次元観察子Ψ7の意味も含みます。
個の意識だけでは、全てを推し測ることが出来ません。
全体の傾向から比較した個
という意味で統計を用います。

占いなんて…とか、所詮統計でしょ。とか言っている人は、占いのなんたるかも統計のなんたるかも分かっておりません。
科学と宗教や魔術などの統合などと言っているうちは、たどり着くことは難しいでしょう。
線繋ぎがかなわない状態ですね。
少し冷静になり、焦らずゆっくり分析を勧めていくのが望ましいです。

そのための、nosさいころじー。
心理分析です。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?