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ヨロン・小アルカナねこ


エイブラハムの子 編

アブラハムには七人の子
一人はのっぽで
あとはちび
みんな仲良く
暮らしてる
さあ 踊りましょう

有名な童謡がテーマになります。

アブラハムは、旧約聖書に出てくる神による人類救済の出発点として選ばれ祝福された最初の預言者。
ヘブライ語で多数の父という意味。ユダヤ教・キリスト教・イスラム教を信仰する「啓典の民」の始祖。

ノア、モーセ、イエス、ムハンマドと共に五大預言者のうちの一人とされる。

彼には正妻サラ、妾にハガルがある。
ハガルとの間にイシュマエルをもうけ
サラの間にイサクをもうけた。
サラ亡き後、ケトラという後妻を迎え
ジムラン、ヨクシャン、メダン、ミディアン、イシュバク、シュアハをもうける。

エイブラハムの子編は、ここからのオマージュとなります。
実際の聖書の分析とはにわかに方向性が違います故、同一視をされないようお願い申し上げます。

エイブラハムの子の追放物語






流行りの追放ジャンルです。
聖書の中ではアブラハムの子は全員追放されましたので、そこは間違いではないです。

全員同じ顔をしているのは意図的です。
のっぽは正妻の子、イサク。
あとはケトラの子。ちびです。


イサク 色欲ラスト
性的な意味は無い。
この子は一番攻撃性が高い。

ジムラン 怠惰スロウス
寝てばかりいます。
一番ダラダラしている。

メダン 嫉妬エンヴィー
比較し、少しでも自分が劣っていると感じると癇癪を起こす。
ジェラシーとはまた別の感情。

ヨクシャン 強欲グリード
欲が深く、手癖が悪い。
正義の心の有無でキャラがまるで変わってしまう。

ミディアン 憤怒ラース
怒りん坊。兄弟の中で落ちこぼれを自覚している。
劣等感が強いように見えて、実は……。

イシュバク 暴食グラトニー
食いしん坊。食べ物があれば大人しい。
空腹を覚えると、食べ物を盗むこともある。

シュアハ 傲慢プライド
一見腰が低いように見えて、隠れ傲慢チキ。
兄弟の見た目が同じであることを利用して悪戯をすることがある。
(誰かに罪をなしりつける)

これらは仮のテーマであるため、必ずしも真実ではありません。
一応、nosさいころじー 心理学の性格比較サンプルとしてキャラを立たせる必要があるので、それっぽい要素を匂わせているだけです。
強欲に見えて食いしん坊。
嫉妬に見えて憤怒。
色欲に見えて傲慢。
など、パッと見では判断できない様子が見え隠れします。

本当はどうなの?
どこからその欲求が湧き出ているの?
何を欲しがっているの?
核質の見抜きが必要になるとともに、感覚を掴む為の入口となるように描いています。

第一印象は

クソガキ
こんなガキどもを引き取って、キングは何を考えているんだ。
金があるからいいものの、普通じゃこんな化け物の世話なんか無理だぞ。

となることは百も承知です。

ぼちぼち読んで頂ければ幸いにございます。

よろしくどうぞ。


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