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誰がために、9月

かほこ、みなさん
こんにちは。

秋が少しずつやってきていますね。
朝晩の風が涼しくて、
お、と思う日が増えている。

最近の私はというと
少し疲れて活力を失っていましたが
徐々に取り戻しつつあります。

8月のお盆休みに、
フィンランドに行ってきました。
4年ぶり2回目の首都ヘルシンキ。
今回初めて夏の北欧というものを
体験したのですが、
さわやかで過ごしやすかったです。

まだ2回しか行ったことがないのに
ヘルシンキは諸々の加減がちょうどよくて、
居心地のいい街、という感じがします。

街にある広告の数や、お店の営業時間、
話してみると案外気さくな人柄など
程よく適当で、焦燥感みたいなものがない。

前回行った時に知り合った
現地の友人に会ったのですが
彼女は2人の子どもを育てながら
今は通信で大学に通い、平日はIT系の会社で
インターンとして働いているそう。

一緒に行ったアイス屋さんが
まだ営業時間内なのに既に閉まっていて
「これだからフィンランドは…🤷🏻‍♀️」と
呆れていたのが面白かった。

別のアイス屋さんに向かう途中、
フィンランド人の仕事観について
「お客さんのために働くという意識が薄いかも」
と言っていた。

つまりそれは、
「自分のために働く人が多い」
ということだと思う。

誰かの役に立とうとか
お客様のためにとか
そういうことはあまり考えていなくて
自分の生活のために働く、
自分が売りたいものを売ってお金を稼ぐ、
という考えの方が中心にあるようだった。

それでいいのでは?と思う。
外国に行くと気が楽になる理由の一つは
敬語がないこと。
必然的に店員も客も対等に話せる。
もちろん丁寧な言い回しとか、
相手に対する敬意はあると思うのだけど
ベースは同じ目線だということが
ものすごく楽に感じる。

私が今している仕事は
お客さんのことを優先的に考えて動くし
解約されないようにサービスを向上させようと
様々な施策を打っている。
それは会社を維持するために必要なことで
悪いことだとは思わないけれど
もう少し自分たち本位で働いても
成り立てばいいのになとは思う。

欲しいと思った人が買えばいいし
欲しくないと思った人が
途中で買うのをやめたっていいと思う。
それを止めに行こうとするから
疲れてしまうのではないか。

小さいときに
よくお店屋さんごっこをしたけれど
あのときは自分が作ったものを
心の底から良いと思ってノリノリで売っていた。

どんぐりにペンで顔を描いたり
トイレットペーパーの芯に
色を塗ったりしたものを
「可愛いでしょ、買って!!」と。
もう少しその頃のノリノリマインドを
呼び戻しても良いような気がしている。

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今月は切手の絵です。
先日、郵政博物館に行って、
世界中の切手を見たのですが、
デザインやモチーフからお国柄が
見てとれて面白かったです。

一緒に行った友人の目下の目標は
「優しい人になること」だそう。
何をもって優しいとするかって難しいけれど
私も親切な人ではありたいと思う。
でも、人に優しくすることで
自分が損をしてはいけないと思う。

公私問わず、親切だけど損はしない、
そのバランスを追究していきたいものです。

それでは今月はこの辺で。
9月の東京は至る所でお祭りがあって
なんだか街が元気です。
私もそれにあやかって(?)
活力を満タンにしたいと思います。
みなさんも健やかにお過ごしくださいませ。

ちなみ

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