(10) 「フリースローラインの高さ」 から仕掛ける 「ピック&ロール」🏀 (スリーが不調のときはどうする?)


現代バスケは、
ハンドラーのための
ピック&ロールが多い気がしますが(仕掛ける位置が高い)

ストックトン&マローンの場合は
ビッグマンのためのピック&ロールでした(仕掛ける位置が低い)

攻撃にバリエーションを持たせるために、
(特にスリーが入っていないときなどは、)

ハンドラーが、
低い位置(フリースローラインの高さ)まで降りてからピックを使う、
という攻撃を増やしてもいいんじゃないかと思います。

インサイドプレーヤーは
インサイドで本領を発揮するわけなので、

「ピックに来い」と行って、
彼らをスリーラインの外側まで呼び出しつづけるのは
ちょっと変な気もしますし、

ビッグマンはスリーではなく、ミドルを打って、
外れた後のリバウンドを、自分で取りに行けるようにした方が
いいような気もします。


追記;マキシー&エンビード(現代バスケのストックトン&マローンか?)





フリースローラインの位置までドリブルで運び
「左ウイング」から
ピック&ロールを開始するストックトン12 &マローン 32
https://youtu.be/5XLvqH9qoik?si=GQYkGHxMfAiLwkx3&t=7 より
ストックトンは「右利き」
「右手」でバウンドパス

ーーーーーー

「左ウイング」から、P&R開始。
開始位置が「スリーを打てる」距離であり、
ドリブルですぐにハイポストへ行きやすい位置でもある。
https://youtu.be/5XLvqH9qoik?si=ZtKVJ31lEFf5w7lG&t=13 より
DFが出てきた
「右手で」フックパス

ーーーーーーーーー

P&R開始
https://youtu.be/5XLvqH9qoik?si=3YV_CJINF7dkyTO6&t=20 より
DFがあまり出てこない
サークルへ侵入(DFの背後を取る)
マローンへパス

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ドリブルでキープしながら、じりじり位置を下げるストックトン
https://youtu.be/5XLvqH9qoik?si=__fMItpmRf5Cvzw9&t=26 より
マローンがスクリーンをかけにいく
仕掛ける
ドリブルで抜く(DFの背後を取る)
右手でクイックパス

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https://youtu.be/5XLvqH9qoik?si=fGpzMZt8Qk8mvT0m&t=67 より
マローンの下をすりぬけるDF
ギャップをつくれず。
サークル内までいって、DFを内に収縮させにいく。
マローンが外に開いてミドルショット

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https://youtu.be/5XLvqH9qoik?si=KeYuOCQGZt-3ae9u&t=84 より
逆をつくストックトン
右へバウンドパス(右利きだと少し出しにくい)

ーーーーーーーーーーー

1回目のピック
https://youtu.be/5XLvqH9qoik?si=VsyI1yoepr8ZhnTm&t=109 より
DFにコンタクトされて失敗
ピックをやり直すストックトン
右へバウンドパス(右利きだと少し出しにくい)







ストックトンのピック&ロール


クリス・ポールのピック&ロール

トップの高い位置でまずピック
次に、ウイングの高い位置でピック
バウンドパス
高い位置から仕掛けているので、ビッグマンがボールをもらう位置も高くなる。
助走をつけてリングへアタックできるが、リングへ到達するのに時間がかかる。

ーーーーーーーーー

フリースローラインの高さまで移動した、クリス・ポール。P&R開始
https://youtu.be/qH2vVt-WeYk?si=aYOThtZy16WzeSN0&t=18 より
DFが出てこない
ミドルショット。

(ミドルはスリーより効率悪いという人もいるかも知れませんが、
自分でOFリバウンドを取って、ゴール下をねじこむセカンドチャンスまで含めて考えると、
また話が変わってくるような気がします。)

(スリーのリバウンドは遠くまで跳ねやすいので、OFリバウンドを取れても
そのままゴール下でまたシュートできる確率はちょっと低そうに思います。)

スリーは、遠くまでボールを飛ばさないといけないので、
シュートの打ち方が限定される
デメリットもあります。

ミドルでは ターンアラウンド フェイダイウェイ をよく見ますが、
スリーでそれをやるのは難しいです。スリーでは、フックやフローターも困難です。

つまり、スリーの攻撃は、打ち方からして「単調」になりがちなので、
スリーが入らないときは、もっと「多様」な攻めのできる
ミドルを増やした方が良いように思われます。)

スリーのデメリットは、
単純に入らないという時に、
どう修正したらいいのかよく分からないことです。

(日本代表もフリーでスリーが打ててるのに、入らない原因が分からず、
 「メンタルだろうか」というほか無くなっています。)

ミドルの場合はシュートの打ち方自体に
バリエーションを持たせやすいので、

この打ち方で入らないなら、別の打ち方で、
という修正がしやすいと思います。

(その修正で、実際に入るのかどうかはわかりませんが、
 「修正の仕方が他にある」ということ自体が
 精神的な余裕を与えてくれます
。)


日本代表も
スリーがもし不調で
ゴール下やミドルショットが必要になってきたときなどは、

ピックを開始する高さを
普段より低くしていいかもしれません。
(富樫選手、河村選手のドリブルスキルなら
 そんなに難しいことではないように思いますし)

ローピックなら川真田選手の良さも
出しやすいような気がします。

まずはドイツ戦(2023/8/25@沖縄)、 がんばれ日本🎌

https://ja.wikipedia.org/wiki/Z旗 より


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