(21) 精神的な余裕のための 「ミドルレンジ」 (効率化は無駄と余裕を切り捨てる)🏀

スリーは入らない日もある。
ゴール下はプレッシャーが一番きつい。

外のシュートの調子が悪くて、
ゴール下へ切り込んでも、DFのブロックがきつくて得点できず、
ファールもなかなか吹いてもらえない。

そうゆうときに、ミドルシュートは
心の安定剤になる。

ミドルは効率が悪いと思われているらしいので、
DFのチェックも甘くなりがちになり、
比較的、楽に打てるチャンスも多い。

ミドルの技術がない選手は
外とゴール下がダメな時、OFですぐに手詰まりとなってしまう。

ミドルの技術がある選手は、
外とゴール下がだめでも、まだミドルがあるさと
心の余裕を保ちやすいし、
OFで活躍するチャンスもぐっと広がる。

心の余裕があればシュートも硬くならず
柔らかく打てる。その結果、入りやすくなる。

ペイントアタックとスリーに重点を置くことは
スタイルとして当然大事だが、
ミドルでの攻めを捨てすぎると極端に走ってしまう。

効率化もそうだが、極端にしすぎると(単調になりすぎると)
弊害が大きいことも多い。流れが悪いときほど、
中庸(バランス)を回復させることが大事であり、ミドルも大事になる。

(攻撃が単調すぎて失敗してる(淡白な)ときは、一工夫加えて複雑化したいし、
 攻撃が複雑すぎて失敗してる(重たい)ときは、シンプルなプレーを心がけて、
                         バランスを回復させたい)




ベネズエラ戦では、
シュート時にファールをなかなか吹いてもらえませんでしたが、
日本のプレーにも原因があるかもしれません。

シュートを打つときに、
相手にあえて身体を一度ぶつけにいってから
シュートしにいくプレー
が少なかったのかもしれません。

相手のブロックを躱しにいく、
相手から逃げる方向へ身体を動かすプレーは
基本的にファールをもらいにくいわけなので、

ファールがうまく取れない時は、シュート時に、
相手にバンプしにいくステップを増やすといいかもしれません。



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