(65) フリースローが苦手な選手たち : レブロンは「平行足」 過ぎないか?🏀 (斜めの方が押しやすいのは、後ろ足で踏ん張れるから:井上尚弥選手の左ジャブ)(前につんのめるとショートしやすい)(追記:レブロンは平行足どころか、膝をほとんど曲げず棒立ちの手打ちでフリースローを打ちつづけているのだから、確率が悪くても当然:レブロンは裸の王様になるリスクがあるので、コーチやチームメイトがダメなところはダメと言えるのが大事)


追記:要は、普段のシュートと違う形でフリースローを打つのは
   恐らく望ましくない(平行足でジャンプシュートを打つ選手は少ない)
   ということ。

   平行足に近くとも、その状態でフリースローをしっかり決めれて
   いる選手は、平行足を無理になおす必要はないと思われるし、

   平行足でフリースローの確率が悪い選手は、
   普段のジャンプシュートに近いスタンスで打った方がいいと思われる。 

ジャンプシュートで下半身を使っているのに、
フリースローで下半身を使わない「手打ち」はおかしいということでもある。

追記;試合中、シュートを打つ前に深呼吸などしないし、
   普段のシュートの感覚で打つことに近づけるならば、
   審判からボールもらったら、あまり時間をかけずに、打つ方がいいかも。

休憩したい場合や、仲間がコーチと話す時間を稼ぎたい場合は別。

   フリースローは、ジャンプしない=フロアに足をつけたままなので、
   普段のシュートの打ち方やリズムで打てなくなりがち。


   どうしてもフリースローが苦手という人は、
   ジャンプシュートの方が良いと思われるし、
   わざわざフリースロー用のシュートを練習するのは非効率とも言える。

そもそもフリースローでジャンプしないのは、ラインを踏み越さないためなのに、
フリースローを打つと同時に体が前につんのめって、ラインを踏み越している選手が多いのは異常。

   打つ前に膝をしっかり曲げていても、
   膝を伸ばしてから打つまでにタイムラグがありすぎる
   結局、手打ちっぽくなってしまう(レブロン・・・)

   フリースローの下手な選手は、
   下半身の動きと、上半身の動きの連動性がどうも悪い

手打ちでも入らないことはないが、
下半身の力が使えてない分、腕に力が入りやすく、コントロールも乱れやすいと考えられる。
(とくに終盤の大事な場面、緊張する場面では、手打ちは余計に力が入りやすいと思う)

あとレブロンは、フリースローの時、
ボールをまっすぐ上に持ちあげないのはわざとなのだろうか?
(斜めっぽくボールを頭上にもちあげるけど、横振れしやすいのでは?)




追記:心拍数とフリースロー
  (深呼吸して心拍数を落としすぎるのも良くないかも)

大事な試合やプロ野球の試合で先発投手が初回に本来のピッチングができないことが多いのには、心拍数が関係している可能性はあるのではないかと考えました。

http://tadahiroogino.com/training/691/

2回からは、本来のピッチングに戻ることが多いのは、初回に心拍数が一度上昇していることを経験しているので、自分の身体を扱いやすくなりピッチングが安定しやすくなるということも考えられます。

また、リリーフピッチャーに立ち上がりが悪いと言われる選手がいないことと、
立ち上がりが悪いと言われるピッチャーもリリーフで投げると初めから本来の
投球ができることからも心拍数が関係している可能性はあると思っています。

http://tadahiroogino.com/training/691/

オリンピックのメダリストは競技前に心拍数を上げて競技に入っていきます。
フィギュアスケートの羽生結弦選手
レスリングの選手たち
陸上の選手たちは、それを実践しています。

http://tadahiroogino.com/training/691/

5~10分後にマウンドに上がれるように逆算して行います。
全部のメニューを股関節を動かす意識で行います。ジャンプは膝を曲げるのではなく股関節から曲げて足を引き上げるジャンプです。 股関節を動かすことは全身の血流をよくする狙いがあります。

レスリングの選手や陸上選手が試合前に抱え込みジャンプをしているのをよく見ます
がそのような狙いがあるのではないでしょうか。

http://tadahiroogino.com/training/691/


バスケでは相手の足を踏んで捻挫することが多いが、
このアップ方法で足を踏み慣れておくのはいいことかもしれない。

相手の足を踏むゲーム








閑話休題:フリースローに戻る


ほぼ平行足のレブロン
KDの場合、富永選手のスリーのスタンスと同じで、足先が斜め前を向くフォーム
https://youtu.be/J3SzBBB1C0A?si=GCWHAow8_DH2RzqQ&t=3 

ミドルショットでは、平行足じゃないレブロン。

https://youtu.be/g1ImPvQav0o?si=7G4f_KM3fHEhMvjY&t=24
右足がしっかり前に出ている
なぜかフリースローでは、ほぼ平行足で打つレブロン
右肩も前に出ていない(打ちにくいと思われるフォーム)

そして、打った直後、体の重心が左に流れる
打ち終わって、足がクロスする異常事態

(ジャンプショットなら、空中で右足が自然に前に出てくると思うのだが、
フリースローではジャンプしないので、変に体がねじれたままになるのだと思う。)


レブロンがフリースロー苦手なのは、
「平行足すぎるから」ではないかと思われる。

このスタンスでは、
そもそも「まっすぐ打つ」ことが難しい。



平行足に近い
打ち終わった後、重心が左にずれて
右足が左足の前に出て、クロスする
シュートはリングに当たって転がり落ちる
打ち終わった後、左に移動しているが、
KDのフリースローでこんなことは起こらない。




レブロンが過去に記録した最高フリースロー成功率は、2008-09シーズンの78.0%。意外に思われるかもしれないが、実はフリースローが苦手で、昨シーズンのプレーオフでも失投が目立った。昨シーズンはキャリア最低の67.4%という不名誉な数字を残している。

2017/10/28の記事




追記;

レギュラーシーズン(2023-24)開幕後の
レブロンのフリースローは、
平行足かどうかなどという以前に、膝をほとんど使えていない
棒立ち状態の「手打ち」
なので、確率が良くなる見込みはほぼ無いと思われる。

https://nba.rakuten.co.jp/players/2544 
レブロンを批判する人はあまりいないと思うので「裸の王様」になる危険性がレブロンには常にある。
レブロンのフリースローは「打ち方からしてクソすぎる」と周りが批判してあげることは重要である。






追記:レブロンはフリースロー時、身体のやや左にボールを寄せているが、
   左利きのシュートモーションっぽく見える。

このまま左手でシュートを打つのなら、ボールはまっすぐ上にあがるので違和感はないが、
レブロンは右手でシュートを打つので、
ボールがまっすぐ上にあがらない。
https://youtu.be/-GmHibpOjww?si=PlOqM3I9gJEQLwqq&t=13

膝を上に伸ばす勢いを(下半身の力を)、ボールにまっすぐ伝えたいのに、
レブロンの場合は、それが難しいと思われる(ボールがよれている)。

(フリースローではDFにボールを叩かれる心配がないのだし、
 ボールを自分の真正面に下ろした方が、
 まっすぐボールを上にあげやすいように思う)

(あるいは、コービーのように、ボールを下にさげすぎないようにするとか)

フリースロー時、コービーはお腹の高さまでしか、ボールを下げていない。https://www.youtube.com/shorts/2EB1pkFtvmw
正面から
上にあげて
ほんのちょっとだけ右に寄る(これが自然なボールの上げ方に思える)




2017/10/28の記事(怪我で、リリースポイントを高くした時)

レブロンは『ESPN』とのインタビューで、今年6月のファイナルでウォリアーズに敗れた後、右ヒジがテニスボール大に腫れあがったことを明かした。幸いにもヒジの関節や靭帯に損傷は見られなかったのだが、この原因不明のケガを境に、
ヒジへの負担を軽減させるため、シュートを打つ際のリリースポイントを高くしたという。その結果、フリースローの成功率が上昇。今シーズンは5試合を終えて76%という数字を記録。昨シーズンの開幕5試合で記録した68.5%を上回っている。

おそらく、レブロンの場合、
リリースポイントが低いと、
ボールを上げる時に、横によれる角度が深くなるのだと思う。

リリースを高くした方が、まっすぐに近づく感じ

           最初からボールを中央に寄せて、
         ボールをまっすぐ上にあげるのが良いと思われるが、
いまの左寄りの構えを崩したくないのであれば
リリースを高くした方がいいのかもしれない。


 カイリー父や、コービーは、
「肘を尖らせること」を重視
していたらしい(フリースローの話じゃないけど)

アーク外からのショット改善について問われたアービングは、
父と偉大なレジェンドからの教えを思い出し、繊細なポイントに着目したという。

とにかく、右肘を尖らせること。数日前に父と話しましたが、
 父はいつも僕に対して右肘を尖らせておくように
 口酸っぱく言い聞かせてきました。

 それはコービー(・ブライアント)も僕によく言ってくれたことで、
 念押しされましたね。

 
そして、ゆっくり時間をかけて、しっかりと踏み込むことも大切です」

「バランスが取れていないときがありました。ファンは見逃してしまいがちな小さなところですが、バスケットボールをよく理解している人や、僕のプレーを評価してくれる人は、若干リズムが狂っていたように見えたでしょう。ガイドハンドの位置が少し高かったり、左右にずれていたこともあります」

このリーグで偉大なシューターになるためには、自信がすべてであり、
 そのすべては費やした努力と時間に比例します。
僕は一貫性を保っています。
 良いモチベーションで準備し、チームメートが僕を見つけ続けてくれる
 ことを信じ、そのときが訪れたらシュートを決めるだけです」


尖る右肘

コービーのルーティーン











調べてみたら
クラクストンも極端な平行足





シャックも平行足っぽく見える

シャックの場合(右肩があまり前に出ていない)
KDの場合(右肩の方が前に出るフォーム)



イグダーラの場合(レブロンぽい平行足感)

平行足だと、下半身の力をまっすぐボールに伝えにくいので
エアボールになっても不思議ではない。

正対より半身のほうが強く押せる=井上尚弥選手の左ジャブが痛い理由)



ドラモンドの場合

右肩が前に出ていない



ノアの場合

右肩も前に出ていない
リングに正対しすぎている




あの古田キャッチャーですらなった「指イップス」

ミスしたくない気持ちが強いほど、イップスになりやすいと思われる

100%ミスしない方法は「何もしないこと」なので、
ミスしたくないと強く頭で思えば「体が動かなくなる」
のも当然)

(フリースローやゴルフのショートパットなどで、イップスが出やすいのも
「簡単だからミスっちゃダメだ」と思いやすいからだと考えられる)

(それゆえ「ミスしてもいいんだ」と思えることが、イップス克服で大事になると思われる)
(古田選手の指イップスが治ったきっかけ:「監督も間違うことあるよな」)

イップス克服には「バカボンメンタリティー」が重要と思われる。
                 (簡単なことは簡単なのだ)

バカボンのパパ
https://4np0c0r1.hatenablog.com/entry/2017/03/02/181419 
https://diamond.jp/articles/-/182931 



カリーの場合
(カリーも平行足っぽいが、右肩はしっかり前に出ている。
 下半身は平行っぽいが、上半身で半身に近い形をつくれている

スリーのときは、もう少し右足が前だろうか
上半身は、右肩が前に出てくる自然なフォームだが、
下半身は、やや平行すぎる感じ。
カリーも平行足に近いせいか、打ち終わったあと、体が左に少し流れている。

カリーがマウスピースを「左側で」噛まないと落ち着かない理由は、
左側に力を入れることで、左肩を後ろに引いて
右肩を前に出しやすくしているからではないかと個人的には思う。

平行足をやめれば、マウスピースを噛まずに済むのかもしれない。

(100本くらい連続でスリーを決めれるカリーが、
フリースローで10本に1本外してしまうのは、このスタンスが原因か?)

難易度の高い3ポイントシュートを次々と決め続ける彼が集中力を切らしてしまう瞬間は、意外にもフリースローラインに立つ場面だという。カリーは現役選手の中でもフリースロー成功率が抜群に高い選手で、
現時点でのキャリア成功率は歴代1位の90.7%だ。 (2021/09/25の記事)

・・・
フリースローで緊張してしまう理由を『Golf Channel』に語っている。職業であるバスケットボールと趣味のゴルフの共通点について聞かれたカリーは、
ティーショットとフリースローを挙げ、次のように答えた。

「フリースローラインに立つ時は緊張するよ。それまで大きな声を出していた
1万9000人の大観衆が、急に黙って静かになる。あの瞬間は少し気が散ってしまうんだ。
ゴルフの場合は最初のホールのティーに向かう時から歓声が上がって、スイングの練習をしている時までギャラリーの声が聞こえて、そして突然静かになる。選手のアドレナリンがどういう状態なのか想像もつかない。そんな中でティーショットをフェアウェイに飛ばせたら、選手は最高だろうね」

フリースローでブーイングを飛ばす行為を嫌う人もいると思いますし、
みんなでブーイングを飛ばすより、静かにした方が、大きなプレシャーを与えられるのかもしれません。




シモンズも平行足っぽい

クラクストンよりはマシに見えるが、スタンスがちょっと狭いかも
(右フックが得意なシモンズは、本来の利き手が右手ではないかという疑惑もある)
打ち終わったあと、体が左に流れている
(レブロンも打ち終わった後、体が「横」に流れている)
KDなどフリースローの上手い選手は、ふつう、体が前後に傾くことはあっても、横には傾かない。
横に傾くと、シュートが横にぶれるリスクも高まる。




ゴルフでも
フィニッシュがぐらつくのは、望ましくないと思われますが、

バスケでも
フリースローのフィニッシュで、
前後左右に体がぐらついてしまう選手は、
スタンスやシュートフォームを見直した方がいいかもしれません。

(左右のブレは直した方がいいし、
 前につんのめりすぎるのもあまり良くないと思います。
 打ち終わって、後ろにちょっと体重がのるくらいで丁度いいのかも。)


フィニッシュが取れる理由はズバリ、
手や腕で打ってないからなんです。
意味がわからないかもしれないですが、
スイングするときに肩からクラブまでは
ほとんど動かしてないんです。・・・

体幹と股関節などの下半身を使ってスイングすることで、
腕は自然に振らされてしまって、 身体に巻き付いてくるんです。

そして、勝手にフィニッシュが出来上がるんです。
フィニッシュって作ってできるものじゃなくて、 自然に取れてしまうんです。

私もそうでしたが、アマチュアゴルファーのほとんどが 腕の力で振ろうとしているんですよね。 そのために上半身にも力が入ってしまうし、 腕でクラブを動かすことで、 毎回スイングの軌道はバラバラになるので、 良い当たりの時もあれば、悪い時もある。 ダフリ、トップだって出る可能性が高くなります。

https://www.happygolf3636.com/3162.html








ヤニスの場合(シューティングラインが歪んでいる)

右腕の位置と、右足の位置が、直線上に乗っていない。
右足を中央に持ってきた方がいいと思う
平行足っぽい



バスケのファールゲームと
サッカーのPK戦は、なんとなく似ている気がする。




あらためてレブロン

平行足
足ではなく、腕が斜めってる
打ち終わった後、重心が左にずれて
右足が左前に出る
打ち終わった後、体が左に移動している



レブロンが「どうしても叶えたい」と願う目標が一つある。
それは年間のフリースロー成功率を80%以上にすること。レブロンは『ESPN』とのインタビューで「フリースロー成功率を80%にしたい。それが唯一の目標であり、NBAキャリアで達成したい最後の目標だね。それ以外の目標はすべて達成してきたから」と語った。

レブロンが過去に記録した最高フリースロー成功率は、2008-09シーズンの78.0%。意外に思われるかもしれないが、実はフリースローが苦手で、昨シーズンのプレーオフでも失投が目立った。昨シーズンはキャリア最低の67.4%という不名誉な数字を残している。

レブロンは練習の時から、もっと真剣にフリースローを打った方が良い。
(フリースローの練習動画を見ても、真剣さが見えない)



https://youtu.be/8g930pykwCo?si=APRGwFns_trs_nrG&t=6

https://youtu.be/5Jl1IW6-ZFI?si=Se0Hl--pb3LOjs7z&t=219



レブロンのスリー(右足前)




カリーのスリー(右足前のもの)

https://www.youtube.com/watch?v=flm-cZ7r6eE
カリーがシュートを打った後、上を見上げてボールを見ることがあるのは、
それだけシュートの軌道が高いことを意味しているのだろうか?



KDのように
足先が斜め前」を向くスタンス(富永啓生選手)

ガニ股より内股の方がジャンプしやすい(以前の記事参照)
決めている本数自体はカリーと遜色ないが、
パスを出す人の位置や、キャッチからシュートまでの時間なども考えると差があるように感じる。
https://youtu.be/J3SzBBB1C0A?si=GCWHAow8_DH2RzqQ&t=3 










ジョーダンも斜め前



















正対より、斜め(半身)の方が、ボールを押しやすい(飛ばしやすい)のは、
後ろ足で踏ん張れるから。

(フリースローで前につんのめると、踏ん張りが効かないので
 ショートしやすい)

正対
斜め
半身
正対せず、半身で構えて
左ジャブ

↓ 小指は力持ち

「スーパーバンタムで来年あたりにはやることがなくなってしまうのでは。自分はスーパーフェザーで『パンチが強い』と言われる人とスパーをやったんですけど、どう考えても井上選手の方がパンチが強い。強いというか、拳の感覚じゃない。
野球の硬球とか、拳くらいの大きな鉄か何か、硬いものでドスッと殴られているような……。本当に痛いんですよ。
あのパンチの質は階級が上がっても変わらない。あそこまで硬い選手はいないです」



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