昔のフェイスブックノート。

今はパソコンでしか見られないフェイスブックのノート。こちらで再掲していきます。


京都での自作詩集
2014年4月18日 18:51

『おちゃわん』

いつもご飯をよそってる
お茶碗今晩割れました
ぼくがぐずって食べなくて
おちゃわんひとりで割れました

最後のご飯あげようと
せっかくずっと待ってたよ
だけど食べずにいるうちに
おちゃわん割れてしまったよ

何も今すぐ割れずとも
明日になったら食べたのに
ぼくがぐずっている時に
最後のお仕事していたの?

袋に包んで母さんが
いままでずっとありがとと
捨ててしまったその後で
僕はさよならしたんだよ

やっとさよならしたんだよ

いつもご飯をよそってる
お茶碗今晩割れました

『つっかいぼうさん』

大きな樹がたっていた
だけどその樹は年寄りで
ひとりでたてなくなりました
太くてよろけてしまいます

そこで誰かがどこからか
ささえの丸太持って来た
つっかいぼうさんやってきた
おかげでその樹はらくちんだ

 つっかいぼうさん昔には
生きた大きな樹だったよ
だけど切られてその後も
きっと幸せ感じてる

切られて死んだその後も
仲間のささえになっている
知らないどこかにやって来て
仲間をささえてあげている

あ~あ つっかいぼうさん
いつもいつでもありがとね


『すき』

さよならすると すきになる
すきだったのに きらっちゃう
きらいだけども すきな事
すきだというと すきになる

なんだ結局 ぜぇんぶが
はじめに『すき』が あったんだ
だからきらいと思っても
いつかすきだと 思うんだ


『赤ちゃん泣いたら(天使の輪)』

赤ちゃん泣いたら母さんは
ほんとに困ってしまいます
そんなときにはちょっとした
おまじないがあるんだよ

泣いた赤ちゃんよしよしと
頭を3回撫でたあと
頭の上に想像で
天使の輪っか乗っけるの

天使の輪っかはまあるいの
キラキラ光ってきれいなの
きっと赤ちゃん見えている
だってもともと天使の仲間

あらら不思議と泣きやんで
きっとぐっすりねむれるよ
しんぼう強くやさしさで
続けてごらん天使の輪

赤ちゃん泣いたら母さんは
おまじないの天使の輪


『冬の樹」

冬の樹たちはうれしそう
春から秋までさまざまの
きれいな葉っぱでみぃんなを
うっとりさせてあげたので

ときには虫の食べ物に
なってあげれた日もあった
お腹いっぱい食べたかな?
冬にそなえて食べたかな?

ゆっくりおやすみ冬の樹よ


『夜香』

紺から藍に移りゆく
空のあいまに降ってくる
あの星達にまた会えて
こんなに幸せありません

夜の香りのするベンチ
ひとりこうして座ってる
なんだかとても懐かしく
やさしい誰かが見てるよに

綿がし買った子嬉しそう
それを見てる子うらやまし
お願い星さんあの子らの
明日をずっと見てあげて

他にもあるはずなんやけど、今探し中。

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