“本物“に憧れてるトレーナーへ



自信がないトレーナーが
よく使う言葉として、

「本物のトレーナーにお任せください」
「本物の知識や技術を提供します」
「本物のトレーニングを受けてください」

“本物“というワードをよく使う。


まず、
前提としてあるのは

本物は本物といいませんし、
本人は本物と思っていません。




冷静に考えて、

大谷翔平選手が自己紹介するのに
「僕は本物の大谷翔平です」
「僕は本物のバッティング技術を持ってます」


俳優の広瀬すずさんが
「私は本物の広瀬すずです」
「私の演技は本物です」

とか言ってるシーンを見たことありますか?!

もしくは、
言いそうですか?!


本物は自分のことを本物と言いません!

なぜならば、
“本物の本人だからです“
“周りが本物だと分かってるからです“


なので、
自分のことを“本物“という人は
それ以外になってくるので、

自分や自分の知識や技術を

●自分で本物ではないと思っている
●周りから本物と思われたい
●本物になってみたい
●自分で言わないと自信を待てない
●自分の居場所を失う恐怖感

などがあてはまります。


もし本物ならば、
本人よりも本人の周りが言います。


それが口コミとか紹介の形。
そして、
その良い連鎖は止まることなく
ずっと続きます。


途絶えた時が
その人からすれば本物ではないと
思われたときです。



周りが“本物ではない“として
評価を落として、

自分を“本物である“として
評価を自分自身で上げるということは、


『現時点であなたの価値観は
 その程度であり、
 そうしないとそのポジションをとれない』

ということです。
 

この業界だけではなく、
各業界でも

凄いとか、天才とか、飛び抜けてる人は
自分のことを“本物“と言うような
悲しいブランディングもしません。


もし、
自分の“本物さ“を伝えたいなれば

それまでに
周りからいろんな“本物さ“評価がきてる
はずなので

そちらの声や口コミなどを
紹介する方がよいと思ってます。



まとめると

“本物というのは周りが言うものであって
自分で言うものではない“


自分で言ってしまうほどのレベルならば、
「もっともっと頑張りましょう!」
ということを
自分自身で言ってしまってる状態です。

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