口は一流。結果は二流。経験は五流。

「本物のトレーナーは生き残る。
 偽物のトレーナーは淘汰される。」

と、
言う人が結構いるし、

一度はこのようなことを
言ったこともあるトレーナーが
多いのでないでしょうか。


こよ文言って、
よくよく考えると
なんか変というか、おかしくないですか?




そもそも
本物のトレーナーってなんなん?笑


知識?
売り上げ?
知名度?
結果?
経験年数?
フォロワー数?

 

その最初の文言って、

本物のトレーナーの人は
言う必要性すらないので、

どちらかというと
本物ではない人や本物に憧れてる人、
何か商材や情報、セミナーなどを売りたい人、

もしくは詐欺師とかが
よく使う言葉かなと。



“本物“とか目指すこと自体が、
もうすでに、偽物思考じゃないかな。




それ以前に
大きな疑問があるとすれば、

“本物のトレーナーは生き残る
偽物のトレーナーは淘汰される“


とかを
まだ20代、30代とかのトレーナーや講師が
言ってたりすると、


「いやいや、まだ30,40,50代も
 トレーナーを経験してないじゃん!!」

です。


まだまだ青二才(年若く経験のとぼしい男)が
どこの世界にタイムスリップしてんだ?!

としか周りから思われません。



“生き残れる“とか、
“淘汰される“とか、
言えるのは、


凄い予知能力者なのか、
それとも
ただのその個人の薄い感想なのか。





それを簡単に言っちゃう人は、

おそらく
主観的な思考は強いけれど、
客観的視野が乏しいとしか思えない。




分かりやすい例があるならば、



小学低学年の男子が、

これから生き残る小学6年生は…
高校生で成功するには…
大学生で成功するには…
大人になって生き残るには…

を熱弁してる!と思ってください。


小学生の子供が
今見えてる成功と感想を語りながら、

まだなったこともない
大人の生き残り方を語ってるみたいな感じです。




あなたの今の成功と
未来は違うよね?!です。



そろばんができて自慢していても
もう世の中には電卓が普及してるので
そこまで生き残れないよ。


「知識や情報が武器だ!」
といってもAIの得意分野が知識と情報、
それに加えて記憶力やアップデート力なので

AIに負ける人も出てくるわけです。




50歳ぐらいまで
トレーナーしたら、
“本物のトレーナーは生き残る“はまだ分かる。

50代で生き残ってるトレーナーが
“淘汰されるトレーナー“なんて分からないわけです。


20代で
淘汰されるか、生き残れるトレーナーを
判断しても、



確実な現実としては、

その人は
30代でも40代でもトレーナーを
まだ一度も経験してないことです。


下手すれば、
豪語しても

この先、自分が淘汰される可能性はたくさん
あるわけです。



むしろ20代を
戦って生き残ってきたのは、

実際に20代を終えて
トレーナーをしてる30代であり、


そして、
40代のトレーナーは
20代も30代も生き抜いてきた事実。


私も
もうすぐ40代になろうとしてるので、
その事実は変わらないわけなんです。




“自分の立ち位置が不安定だから…“

そして、
“誰も周りが自分を評価してくれないから…“
“マウントをとって安心したいから…“


そんな深層心理もあるかもしれませんが、

言うまえに
「まずは20代と30代を生き残ってから言え!!」
と思ってます(笑)




言うことは誰も評価しない。
やったことややってきたことを評価する。



言うことだけ一流になるな!

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