猫考察2109

老いというのは少しづつ目減りするものではなく
階段状にガックンと減るもんなんだよなぁ…と痛感する日々 歳をとった玉さんを見ていると分かるし 自分の肉体でも痛感する 公園の何気ないフェンスを飛び越えられなくなる… 少しの幅の用水路を飛んで渡れなくなる そして高い所から飛び降りる時に着地のショックが吸収出来ないから転がるようにしないと衝撃を逃さない… 全て動きの連動の中で何かが動かなくなってきているこの事実に抗いたい… だから太極拳を本気でやろうかとただいま絶賛勉強中 あれは見ていると簡単だけど正しい足の向きや身体の向き手の方向や首の動かし方 本当に難しくそして良く出来ている 中国拳法は沢山あるけど最強説は嘘じゃないと思う
玉さんも18になり昔より派手な動きは少くなった ジャンプや飛び降りが低くなった 脚を踏み外しそうにもなった でもあえて 保護的な階段とかはまだつけない 何とか渡れたり飛び乗れるならばやらない方向に楽な方向に持っていけば慣れてしまう 使える力を使わないで済むようになるけど 筋力的に落ちるのは自分でも実験済 使えるならば使うに越したことはない 老の眼も酷くなってきた 自分は器具に頼るより感覚を大切に生きてきたし 今でも最優先は感覚を鈍らせないようにする事 だから出来ることは時間はかかっても自分で作ったり考えたりする 世の中どんどん便利になる 殆どが携帯に書き込めば終わるし検索すればある程度の予備知識は入る でも本当に欲しいのは予備知識ではなく 現場でどう動けるか考えられるか そして行動に移せるかだ この場合自分以外の他人は信用しない 若い頃はよく言われた 過積載の車になるから嫌だとか車検がほんの2 3日ずれて乗ってはいけないのに 仕事上その車しかない… 上に報告すると責任はとるから何とか誤魔化してやってくれとか我慢してくれとか
自分が上の立場ならやらせない… 心の中で誓った
それなら自分が動けば良いだけの話で 他人に責任をリスクを背負わせる事は なんとかできる問題ではない もしなんかあった場合その責任は自分では取れない 行政処分等は運転している本人に行くから 運転出来なければ他の部署に回されるか電話番しか無い… 辞めるしかない その間の給料で補償してくれるのかな？付いた前科はいくらで買ってくれるのかな？ そんな大人にはなりたく無い 何時までもバカ野郎で無責任なギャグで世の中を馬鹿にしていたい やはり高田純次みたいな年寄りになりたい 所ジョージみたく行きたい 方向性は決まっているので後はどう行動するかだ バカばっかり言ってるししてると離れていくならそれも良し 面白いと思ってくれるのもそれで良し 最初から人嫌い何だからあえて好かれるような行動することもない 孤独は毒だけど
毒は容量によっては薬にもなる この世の有機物の殆どは薬にも毒にもなる 本当の劇毒もあるけど… 要は使いみちを間違わないようにする事
そして良く知ること だから勉強はやめられないし 知りたいことは次から次に増えてくし深くなっていく… 年を取るのも楽ではない むしろ不便だ 自分自身も又自分を活かすための道具でしかなく道具なのでどう使うかは使う人次第 自分でもあり他人でもあり どれだけまな板の上の鯉になれるかだ  嫌ならはなから行かないかやらなければ良い 逃げ出すためにここまで来たんじゃないだろ？って歌われてしまったら そうだよなぁと納得するしかない 年寄りって楽だと思ってたわ…
では又