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猫考察2060

初心忘れるべからず… 帰れる戻れる心があればそれで良い でも人の立場や見方が変われば自分の初心何て甘すぎると反省もする 
当たり前だ 人生が登り坂や階段を登るのであれば踊り場で休んだり振り返る時も来るだろう
その位置から自分を見直してもなんてことは無い
それよりも先を見るべきだ 何が足りないのか
何が必要なのか… スキルアップなんて簡単な話では無い 自分の燃やし方が変わるからだ
山猫軒設立時の目標は事故死 つまり猫の交通事故 轢死を少なくしたい それを考えていた
でもいざ始めてみると 確かに猫の死因の1番は轢死だけど じゃあ何で?交通事故を減らすなら
ドライバーの安全運転義務まで話は進んでしまう
家畜なのだから 物扱いでもそれなりの商品価値や存在価値があり決して安いものではない
救護義務があって然るべきだけど動物用救急車も無いし救急救命士もいない 法律を変えなくてはいけないし 熊を害獣にする前に法的にやる事は沢山ある筈なのに… 熊は悪者でも何でもない
じゃあ今は何を考えているの?目標は?
正直目標は小さくなった 依頼一件一件に誠実に対応して自分が期間内に見つけられなく保護出来なくても依頼主でもある家族が猫の生態から事実のみを信じて探す事を残して去る… 結果戻れたらそれはそれで良いのだ 使えないヘッポコ探偵でも教えられる事はある 依頼主は考え方が変わる 探す所探し方 見る所 情報の取捨選択 
パニクればパニクる程理性は失われ本能が先に立つ それを考えに入れて行動する 自分の考えなんて事実の前では些末な事だ 家族だと云う想いは尊重するし大切にしてもらいたい でも自分の思いや願いが事実より先に出ると必ず良い結果には辿り着けない 辿り着くのは時間がかかったり必然からくる情報のばら撒き方でたまたま見つかっただけだ でも見つかれば全てOKだ 家に戻す それが出来たのだから何も言うことはない
今は戻る場所 待っててくれる人がいて 口の聞けない猫が戻れないのを助けたい それだけだ
あんまりにも哀しい話だ 哀しい話は苦手だ
人にではない 猫に対してだ 人に味方する人はいるし同情もしてくれるだろう じゃあ猫には誰がするんだ? 鬱で暇な自分がなろう でも寂しいのは商売としてやらなくてはいけないって事だ
自分も飯は食わなきゃ行けないし衣食住も必要だし何よりも猫達を食わしていかなくてはいけない
スポンサーがいて生活費を出してくれるならば
是非ともタダで引き受けたい でもそれをしたら
多分精神が壊れるか飽きると思う… 自分が飯の種になるから動けると言う現実がお金を貰う事によって誠実さが発揮される 人なんてどうでも良いのだ 自分の機嫌は自分で取れよ… パニクられても もっと話せなくて腹も空いて寝るとこさえ怯えながら寝ている猫がいるのだ そっちのパニックのほうが深刻だ 誰が味方するんだよ
それが今自分を燃やす油になっている
猫に誠実な山猫軒で居続けるやり続ける為に…
では又

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