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猫考察1998

何なんだろうね この季節は 一昨日は半袖で動ける位今日は大雪…パウダースノーなのにいつもなら大喜び何だけど 案件抱えてるし 依頼主的にはそりゃ落ち着かないよなぁ でも猫は遠い過去から生き延びて今に至る動物 簡単には死なない でも現代は生き残るのに難しい… 猫アレルギーの人もいる 動物嫌いな人もいる ウチのおばちゃんは子供の時猫に引掻かれて腫れて酷い思いをしたらしい 猫に近づきもしない そんな人達もいることは猫好きとして忘れてはいけない
それ以外に動物が嫌いな人はいる それを認めたうえで猫が好きと言える人になりたい 動物が好きと言える人になりたい 未だ努力足りず力不足だ 別に自分の好き嫌いを人に知ってほしい訳では無い 知りたいとも思わないでくれても別に構わない だから強要的な好きだろ?はどんな物事でも嫌いにならなくても嫌にはなるキッカケになる 人が良かれと自分の家の猫にしている事 それは実は猫は大嫌いな行為だったりする 大きく育ってからのハーネスつけての散歩とか 家のお客さんに引っ込んでるのに無理やり抱いて見せに来るとか 鰹節をおやつに上げるとか 葬送のフリーレンみたく猫をもっと知ってれば良かった…
猫の猫生はとても短い 十何年なんて人からしても短くは無いけどいざいなくなった時に 悲しみと痛みと自分への馬鹿さ加減に落ち込むどころでは無い 本当にピータンが腎臓悪くして死にかけている時 どれほど悔やんでも取り返しのつかない愚かな自分の行いを責めた チキンが焼き魚が大好きで少しだけだぞと特別だぞと与えていた
わざわざ食べたくも無いのにコンビニのチキンあれば買って少しだけだぞってあげて喜んで食べる姿に満足してた その結果は悲しい結末を迎える事になった どんな食べ物も量次第では毒になるし薬にも栄養にもなる 人と猫は内臓違う作りだけど 毒になる量も身体の大きさから違うけど
基本はおんなじだ だからこそ それは知っていたのに 喜ぶから 待っていると思ってたから
まだ鬱が酷くて山猫軒をやろうとも考えて無かった でも悔しくて自分の馬鹿さに 愚かさに
他の猫達にはあんな辛い死に方をしてほしくない
でも猫はオシッコ出来ないだけで死んでしまう
TNRジョバンニがそうだった 外猫で暫く姿を見せない事もあった 雨が降れば1日家にいる事もあったし… それが家の周りに居て動かない数日があっておかしいと無理くり捕まえたら 口が膿と血で固まり直ぐに病院に連れて行っても外飼いと知ってる先生だから口を開けないで抗生剤と水分補給の注射のみ 帰ってきて蒸しタオルで顔周りを固着したかさぶたみたくなった固まった膿をゆっくり剥がし それでも膿が糸を引くように垂れてきた 血も出てた 奥歯が刺さったか 口内炎が酷くなったのかご飯も食べない 猫が食事と水とトイレしなくなったらもう直ぐ死んでしまう あまりの苦しそうな姿を見て覚悟を決めた
安楽死… でも病院は安楽死の薬を用意してないと言われたけど 嘘つくなよ… 麻酔だって 筋弛緩剤だってあるだろうがと思ったけど 預けてくれませんかと言われた 口周り綺麗にしたら初めて口の中を見た 治療方も説明されないで任せろと言われても 前の先生は信用に値する素晴らしい獣医さんだったけど 新しい若い先生は知らないから任せられない… それにゲージの中で大人しくしてるタイプではないので説明したけど
平行線になるだけだから 連れて返ってきた
3日 離乳食をシリンジで無理矢理食べさせてたけど拒否するようになった 呼吸も口呼吸になった 自分のあぐらの中でたまに痙攣する様になった もう良いぞ 我慢しなくても 楽しかったよ
お前は子猫から付き合って来なかったけど それでも楽しかったぞ 苦しいのか少し暴れてフッと力が抜けて冷たくなっていく身体を抱きしめるしか出来なかった 自分の勉強不足と観察不足 以外のなにものでもない もっと早く気付いてやれたら 何が生態に詳しいだ 猫屋なんか出来る人間かよ 自分を責める言葉しか出てこない 
そっとベッドに置いて他の猫ズが見に来て 匂いを嗅いで去っていく サヨナラ分かるんだよな
4月は沢山命日がある 震災で怪我して無くなった知り合いもいたし 最愛の親友の1人も蒼空に飛んでいった 皆俺も連れてけよ 喜んでついてくよ 独りは寂しすぎるだろ… 置いてくなよ…
では又

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