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猫考察905

今年はやっと開店休業位の雪が降った 野猫達は暖かくして寝ているのだろうか? 今は盛の季節 早い猫なら出産しているかも 仔猫には本当に保温が大切で少し目を離したり油断すると簡単に亡くなってしまう… ミルクか離乳食か分からない様な小ささでうちの玉さんがそうだった 拾ってきたのは良い でも飯食わさないと… 牛乳飲まないし…ツナ缶無いし… 釣りをする自分は魚肉ソーセージを必ず持っていくので細かく薄く切って小皿に入れて目の前に置いたらがっついて食べた… 一安心… パチンコ屋の交換所の前に陣取る野猫も釣り場に出没する野猫も
まぁ魚肉ソーセージは食べるけどあまりに小さすぎる身体… 検索してもあまり信用度がないし… あ 動物園にアイツがいた… 電話をして猫科担当の方に聞いた とりあえず保温して水分補給 でも水をまだ飲むのを覚えて無いかも だから仔猫用ミルクと哺乳瓶を買って来て飲ませて 栄養補給と水分補給出来るし離乳食は早いのはマズいけど遅くても平気だから そこから猫の勉強と研究と観察が始まった
色んな事があった 素振りしてたらすり寄って来てるの分からずに当ててしまったり… 帰ってきたら網戸破れてて居なくなってるし… 本当に玉さんはチャレンジャーでアドベンチャーな猫で他の猫達が物足りない位のやんちゃ度で 2回目はあり得ない窓の網戸を破り屋根に逃げでた 未だにどうやったかどう行ったか全く分からない 分かっているのは屋根に逃げた事 これは鳴いてたから分かったこと でも真夏の出来事で成猫になってたとして良く熱中症とか脱水症状で動けなくならなかったなと思う
肉球は炎天下に晒されたトタン…ヤワヤワな肉球は火傷していた 舐めるから余計な薬は塗れないし 
暫くはリンパ液と血が混じった足跡が付いていて歩き回ってた 自分なら車椅子だろうなぁ… 足の裏を全火傷なんてしたことない 背中1面擦過傷でも殺してくれと思った程辛かった… いかに猫が我慢強いかそして簡単には死なないか… 
でも仔猫とか動かなくなったときは本当に危ない
玉はホッカイロ包んだ布と一緒に腰袋に入れてずっと一緒に動いてた どこに行っても 色々勉強していくと散歩入らないのと緊張とストレスを与えている可能性の方が高いのが分かってきた もしするなら庭の範囲内で尻尾と歩き方に注意して 家の中と同じ様に歩いてないならやめた方が良い…
それならオモチャで遊んであげたほうがストレスを発散と運動不足解消になる 後は上下運動と縄張りのための爪研ぎの場所を隅々に作ってあげる
あまりに小さくてずっと一緒に居たから玉さんは自分を猫だと思ってないフシがありでも新入り猫には厳しくも優しく見守る家にはかせない地位にいる
食べ物は食べなくても匂いのチェックをしてもらい
新しく買ったもののチェックも欠かさない 
これをしないとシャツやアウターに粗相される 自分の臭いを付けたいのとこれ着たら出てくんだろうのヤキモチなんだろうなぁ 
悩みも涙も玉さんは見てきたし病気で動けなくなった自分にも変わらない態度で接してくれた これが今思えば大きかった あとから考えてみれば恐ろしいぐらいの何にも感じ無い自分がいて生きてるとかそんなの分からなくて 本当に何も分からないから何をしていいのか分からない 眠れもしない食欲もない 水も飲まない 良くあの一ヶ月生きてこれたもんだ そばに膝に腕枕に玉さんが居てくれた
これだけは本当の真実だ変わらない玉さんが…
では又

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