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続・ピンポンダッシュ(2022.11.07)

・体重69.6kg
・禁酒113日目
色々どうでも良いことをぐちぐち考えるタチである私は相変わらず長男のピンポンダッシュの件で、謝罪に行った方が良いかどうか悩んでおり、朝、妻と顔を合わせるや否や、その件について相談。そこまで重くならない程度に、ちょっとした手土産の一つでも持って挨拶に行くのはいいんじゃないかという結論に一度は着地した。

しかしまだ煮え切らない私は出社するや、役員の一人に事情を相談したところ、「わざわざ訪問して謝罪されるのはそれを受ける方が気重だし、難しい家だなと思われる可能性がある。奥さんが謝罪したのなら、あなたとしてはいつか顔を合わせた際に謝る程度でいいんじゃないか。子供のした事でもあるし」という、実に説得力のある意見を頂戴した。

そんなわけで、今回は訪問しての謝罪は取り止める事に決めた。考えてみればピンポンダッシュが社会的に見てそこまで悪質な行為とも思えないし、何か壊したわけでも誰かを(身体的に)傷つけたわけでもない。本人は今後絶対しないと反省しているわけだし、もうピンポンダッシュについて考えるのはよそうと思った。

朝、出勤する車で脳盗(TBSラジオ)をradikoのタイムフリーで聞いた。その中で紹介されていたロンドンのロックバンド「black midi」がえらく恰好良かったので、最新作のアルバム「Hellfire」を昼休みに土手を歩きながら聞いた。無茶苦茶良かった。演奏が正確無比で技術的に優れているのもさることながら、音楽性の幅がすごい。到底特定のジャンルに分類できそうにない。超高速のロックがあるかと思えば、まるでフランク・シナトラみたいに抒情的な歌があったり、一枚のアルバムの中でめまぐるしく表情が入れ替わり、しかし不思議にそれがしっくり同居している。あまりに素晴らしいのでずっと下向いて聞き入ってしまった。景色に目を向けようとも思わなかった。

あと、今これはThee Michelle Gun Elephantの最後のシングルである「エレクトリック・サーカス」を聞きながら書いている。この前あるポッドキャスト番組でミッシェルが取り上げられてたから。ミッシェル良かったなぁ。ライブは一度だけフジロックで見たくらいだけど、思い返せばあんなに記憶に残るバンドはなかった。他に一時的に夢中になった数多のバンドは、その後引っ張り出してきて聞くこともないのに。

いつか、色々状況を整えて、またフジロックに行くのが夢。その時は禁酒をやめてビールを飲んでも良いと思っている。


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