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超がつくほどのアットホーム感をこれからも

新入生を迎えて「スタートアップセミナー」が開かれました。毎年、授業が始まる前に2日間にわたって開催しています。教員や上級生と対話し、4年後(編入生は2年後)の自分のありたい姿や学びのイメージを膨らませるのが目的です。

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昨年度はすべてオンラインで実施しましたが、今年度は感染対策をとって、一部対面で実施しました。上級生のサポートを受けて、こまめに消毒をしながら進めました。

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国際政策学部では、総合政策学科と国際コミュニケーション学科の学生が2人一組になって、お互いを紹介しあう「他己紹介」を実施しました。本学は学外での学びが多く、自己紹介やインタビューの機会がたくさんあります。その第一歩のワークとして実施しています。同級生を知ることも目的です。

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本学の特長は、上級生の心遣いのあたたかさです。今回も国際政策学部では、98名の新入生に対し、25名の上級生がセミナーを手伝ってくれました。留学、日本語教員養成課程、地域通訳案内士副専攻課程、教職、学生生活、授業の取り方、アルバイト、課外活動など10種類のプレゼンテーションをしてくれました。

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また、国際政策学部のオンラインのセッションでは、29名の学部の教員が全員参加して、専門分野の紹介や履修の助言をし、新入生からの質問に丁寧に答えました。新入生が上級生にアドバイスを求める姿もたくさん見られました。

セミナー終了後の新入生のアンケートには「教員と学生との距離の近さが印象的だった。教員や上級生と話がしやすくて安心した」といった趣旨のコメントがたくさん見られました。本学は規模の小さい大学です。ほかの大学にあって、本学に足りないものもたくさんあると考えています。ただ、「超」がつくほどの「アットホーム」感は、本学のアイデンティティとして大事にしていきたいと改めて感じました。

文・写真:兼清慎一(広報委員)写真:箕浦一哉(国際政策学部教員)