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『ふれてみる展覧会』

こんにちは、山梨県立大学人間形成学科3年の角野遥香です。

令和3年10月22日(金)から24日(日)の3日間、山梨県立図書館にて『ふれてみる展覧会』が開催されました。

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彫刻や手作り絵本、教材などを手で触れながら楽しめる作品展示やワークショップが行われ、私たち学生もスタッフとして参加してきました。

この展覧会では、国内外の大学や美術館・盲学校などとの連携によって、多くの立体作品が展示されました。

山梨県内在住の作家 佐藤正和重孝さんの「クラーツミヤマ」や、山梨大学生の増本和花奈さんの「凛」などの作品に加え、呂文(Lu Wen)さんの「鳥」や頼永興(Lai Yun Hsin)さんの「自画像086」などの台湾作家による作品も鑑賞することができました。

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今回の展示会では、感染症蔓延予防のために薄手の手袋をはめての鑑賞となりましたが、「ゴツゴツしているね」「ずっしりしている」と材質や重さに興味を持ちながら楽しんでいる様子も多く見られました。

隣の展示室では主に触れる絵本やおもちゃが展示され、子どもたちやその保護者の方など様々な方が一緒に楽しんでいる様子が見られました。

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1日目には、作品展示に加え「つなぐ・つながる」というワークショップが開催されました。この活動には山梨県立盲学校小学部の子どもたちが参加し、カラフルで素敵な作品を作り上げていました。

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展示会のスタッフとして参加してみて、見るだけでなく手で触れてみることでもこんなに楽しめるのだと知ることができました。作品によって様々な素材や重さ、質感が感じられて、視覚だけではわからない楽しみ方を実感しました。

実際に視覚障害のある方と一緒に作品を見て回る機会もあり、物の感じ方や経験などについて貴重なお話を聞くことができたのも、大変良い経験となりました。

皆さんも、また展示会が開催された際にはぜひ足を運んでみてください◎