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いつもとは違う日常でも

こんにちは。広報担当の教員、兼清慎一です。本学では前期の授業が最終盤に差しかかっています。今期は原則としてオンライン授業です。山梨県立大学には全国各地から学生が集まります。このため「北海道の実家から受講しています」という学生もいます。オンラインといえども毎週、画面越しに話していると親近感が湧くようで、特に一年生の間からは「同級生に早く会いたい」という声が聞こえてきます。

いつもと違う学びという意味で、今、新しい挑戦をしているのは人間福祉学部人間形成学科の4年生です。例年なら大学での学びの集大成として11月に「創作オペレッタ」を上演し、近隣の幼稚園や保育所の可愛い園児さんたちをたくさん招いて楽しんでいただいています。しかし今年は上演を断念。その代わりに「創作オペレッタ」の映像作品の制作に挑んでいます。僭越ながら他学部の私も少しアドバイスをさせていただきました。「三密」対策のため、メンバーはバラバラの部屋に分かれて、あるいは自宅で、台本づくり、人形づくり、セットづくりに取り組んでいます。細かいコミュニケーションなど苦労が多そうです。しかも作品はファンタジー。演出の難易度も高く、なかなかのチャレンジです。先生方もZoomを駆使しながら懸命にサポートしています。

このような環境ではあるものの決して諦めず、このような環境だからこその新たな創作に挑戦する。どのような作品に仕上がるのか。楽しみにしています。