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おもちゃの国へようこそ!

みなさん、こんにちは。山梨県立大学3年の手塚帆菜実です。もう12月、、、。クリスマスシーズンですね。私は、昨日クリスマスケーキの予約をしました。とても楽しみです。

私の小話はさておき、みなさんは「創作オペレッタ」をご存じですか?

人間福祉学部人間形成学科の4年生が、集大成として監督、脚本、音楽、ダンス、照明、、、をそれぞれ担当し学生だけで創り上げていく劇のことです。

2022年は、11月に特別公演、大学公演、子どもたちご招待公演と日にちを分けて行いました。

題名は、「おもちゃの国のだいじけん」です。

おもちゃの国には、とまと、なすなどのおままごと、ぬいぐるみやお人形、つみきたちが住んでいます。そこに、アイ、ミミィ、みやびがやってきて、「私たちが一番かわいい」「私たちが真ん中で踊る」と譲りません。等々、お互いの気持ちが通じ合わずケンカになり、3人はおもちゃの国から出て行ってしまいました。

3人は、「真ん中で踊りたい」という気持ちを捨てきれず、途方にくれます。

そんな時、レジーナ率いるピエロクラブに、「真ん中で踊れるようにしてあげる」と言われ、仲間に入ることになりました。真ん中で踊れることを夢見ていた3人でしたが、レジーナたちは、おもちゃの国の仲間たちを縄で縛るなど、少し強引な方法で真ん中で踊れる場を用意します。

傷ついているおもちゃの国の仲間たちを見て、3人はあることに気づきます。

「真ん中で踊ることは重要ではない。仲間を思いやり、お互い歩み寄って協力していくことが大切なんだ」と。

最後は、お互いの気持ちを伝えあい、それぞれの思いを受け取った登場人物たちはキラキラした笑顔で笑い合っていました。

相手におもいを伝えたくても上手に伝わらない時もあります。真剣に悩んで向き合うほど絡まってしまうことも少なくありません。それでも、おもいを伝えようとしている真っ直ぐな姿に涙が出ました。

来年は、いよいよ私たちが劇を創り上げていく番です。どんな作品になるのか想像できませんが、見ていただいた方の心が動くような温かい作品にできたらいいなと思います。

4年生の先輩方、素敵な劇をありがとうございました。

以上、人間形成学科の授業紹介でした。