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「リレー・フォー・ライフ・ジャパン甲府2021」を開催しました。

「リレー・フォー・ライフ」は、がん患者の活動支援やがん治療の研究開発の人材を育成する支援のために募金を募る目的のイベントで、世界約30か国で開催されています。日本では日本対がん協会が中心となっていますが、山梨県では6年前から山梨県立大学池田キャンパスで開催されています。

ことしは8月27日に、「リレー・フォー・ライフ・ジャパン甲府2021」のオンラインイベントとラジオイベントを開催しました。本来は対面での開催を準備していましたが、コロナウイルスの感染拡大に伴い、イベント内容を縮小し、一部をオンラインで開催しました。

「みんなのがん教室」と題して、Zoomを使用したオンライン講義と演習を行いました。前半には、山梨県赤十字血液センター長の杉田完爾先生に、小児がんの治療と献血についての講義をしていただきました。

杉田先生写真1

後半は、看護学部の教員である私、高岸が担当して、「もしバナカード」を使った意思決定支援に関する演習を行いました。30名程がご参加くださり、がん患者の方、家族の方、高校生・大学生、医療職などでオンラインでの交流もあり、盛況でした。

Inkedオンラインもしバナ写真 -HP用

夜には、FM甲府でのラジオイベントも開催しました(見出し画像の写真です)。番組では、がんサバイバーの方やがん治療を支えるいろいろな職種の方のお話があり、メッセージや質問も多く寄せられて温かいイベントになりました。来年は対面開催できることを一同願っています。

文・写真:前澤美代子・高岸弘美(山梨県立大学看護学部)