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私なりの留学の始め方と留学先でのボランティア

こんにちは。国際政策学部国際コミュニケーション学科3年の古澤美夏です。現在一年間休学しニュージーランドのクライストチャーチ工科大学(Ara Institute of Canterbury)に留学しています。今回は私なりの留学の始め方と留学先でのボランティアの様子を紹介したいと思います。あ、こういうパターンもあるのか~くらいの気持ちで読んでくれたらうれしいです。

私は英語圏の国に留学したいという憧れだけをもって大学に入りました。県大の協定校のうち、英語圏なのはアメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドです(協定校とはどういうものかは、こちらをご参考に)。アメリカはやっぱり憧れが大きかったのですが、人数制限により選考ありということで英語が苦手な私は早々に諦めました。また、同じく憧れは大きかったのはイギリスですが、費用と天気の面で長期に向かないのではと思い、結局日本語学科もあるNZを選びました。NZは英語のくせが強いからあまりよくないといった話も聞きますが、実際そんなに気になることはありません。日本の地方でもなまりの強いお年寄りがいるのと同じで、日常で困ることはないんです。強いて言えばgoodやniceのことをlovelyという独特な表現がありますが、十分わかりやすいし可愛くて気に入っています。私は留学を決めるまで国際教育研究センターで結構長いことグダグダしていたのですが、センターにいる雨宮ひとみさんはとっても優しくしてくれるし、他の先輩の体験記や留学パターンを教えてくれるので、最初はぼんやりとしたイメージのままセンターにお喋りしに行ってみるというのがおすすめです。

次に留学先でのボランティアについてお話します。現在私は英語+ボランティアというコースをとっていて、月曜から木曜まで英語の授業後にAraの日本語学科に通っています。会話練習や文法の確認に主に参加していますが、授業外では英語で会話したり、逆に教えてもらったりしています。何気なく使っている日本語ですが、言葉で説明するのが難しいことや自分でも知らなかったことを質問されることが多く、とても面白いです。「ぴんぴん」って英語で何ですかとか、漢字を勉強している生徒からは綺麗と奇麗の違いって何ですかとか、私自身全く分からず先生に聞きに行くこともよくあります。私は大学で日本語教員養成課程をとっているので日本語学科を選びましたが、やりたいことを伝えると希望に沿ったボランティア先に行けるようになっています。初めは英語留学に日本語を組み込むのは逃げじゃないか、英語が身につかないのではと不安に思うこともありましたが、今では逆にこんなに恵まれた環境はないんじゃないかと思えるようになりました。残り5か月間、英語も日本語ボランティアも悔いのないよう頑張ります。